雑誌「旅行人」163号 特集コーカサス~アゼルバイジャン、アルメニア、グルシアについて書こうと思いながら、実行していませんでした。
随分前にアマゾンで購入し、実家の母に送ってもらっていたのですが、何故かずっと読まないでいました。そういう本が、うちには何十冊とあります
購入時はねぇ、何が何でも今すぐ読みたい!って思うのだけど、届くと読む気が失せるのは、どーちて?
さて急に読みたくなった旅行人163号。ほんの2,3日前、戸棚から引っ張りだしてきました。
旅行人、名前は昔から知っていましたが、読むのは初めて。
どっぷりとど硬派旅行マニアの世界。旅行のプロ達が赴く国々の選択がまず良いです。
旅をするのが大変そうな国ばかり。これがプロフェッショナルってもんなんですね。
私がここでどーのこーのと書くより、興味のある国が特集されている号をご自分で手に取ってじっくりと読んでいただきたいです。
さてここ数日、子供たちが寝た後にボソボソと読んでいた旅行人。
日本人には一般的に馴染みの薄いコーカサス地方の紀行文に始めは魅入っていたのですが、グルジアのページを読んでいくうちに、連絡が途絶えてしまったグルジア人の友人のことを思い出して、読むのがちょっとつらくなってしまいました。
彼女はバリバリのグリジア人ですが、ユーモアがうっすらとよしもとっぽいので、グルジアの山田花子とここでは呼びます。
グルジア花子のよしもと色は、一体どこから来ているのか?本人に聞いたって、yoshimotoが何だか分からないんだから、答えも返って来ないと思うけど。
グルジア花子のこの雑誌を見せて、グルジア料理って美味しそう!って言ったら、きっと作ってくれたに違いないなどと食いしん坊なことも考えながらも、悲しいので雑誌を閉じました。
そして昨日、久々に外国語メール専門に使っているのヤフーのメアドを開いたら、何とグルジア花子からメールが届いていました!
花子曰く、我々が音信不通になってから、6年もの歳月が経っているとか。
私の名前をフェイスブックで探してみたけど、見つからなかったと。
だって私、フェイスブックやってないから
「昔の名前で出ています」っていう風にはいかないのですよ。花子よ、すまぬ。
私が雑誌「旅行人」のコーカサス特集を読み始めたのと、グルジア花子が私に6年ぶりに新しいメアドでメールをくれたのが、ほぼ同時!
これが俗に言う「シンクロ現象」という奴なんですね。
丁度今メールしようとしていた人からメールが来るというのはたまにありますが、今回のシンクロはもっと規模が大きいので、さすがにおののきましたわー。
ずっと読む気がしなかった雑誌を読ませ、私にグルジア花子のことを思い出させていたのは、花子の念か?
ナントカの信念、岩をも通すと言うではありませんか。
もしそうだとすると、呪いの藁人形なんてとっても恐いってことですよ。
もちろん藁人形自体に不思議なパワーがあるのではなく、己れの怨念に焦点を当てる道具に過ぎませんが、その念って必ず相手に届くと思います。
念(思考と呼んでも良いのかも)が波動となって、旅行人スタッフも入れないような世界のどっかの奥地にだって、紛争地域にだって入り込んで行くものなのかも知れません。
そう思うと、自分がすることよりもまず考えることに注意を払わないと、ですな。