一昔前、さだまさしの「関白宣言」っていう歌が流行りました。
あの歌がヒットしていた時私はまだ子供でしたが、何て嫌な男だと思ったね。
俺より先に寝てはいけない。
俺より後に起きてもいけない。
飯はうまく作れ。
いつも綺麗でいろ。
何でこんな歌ヒットしたんだろって思わなくもないけれど、亭主関白って世界の男の夢なのかも知れません。
ちなみに我が家はこのま反対です。
私は旦那より大抵先に寝てるし、なのに起きるのも遅い。
料理はしょっちゅう失敗してるし(昨日もな)、手塚治のマンガに出てくるヒョウタンツギみたいになってることが多いです。
いつもヒョウタンツギでいろって言われれば、出来るかな。
はっははー!
そんな私も、昨日は朝の7時前に一瞬にして目が覚めましたよ、夫のオットセイのこの一言で。
「日本へ行く前に用意しなきゃいけないもの、もうひとつ思い出したよ。アザラシのパスポート、期限切れてるんじゃないの?」
娘のパスポートを作ったのが、彼女がまだ生後7か月の頃。
パスポートの有効期限は5年間なので、丁度今年で切れるわけです。
急いで娘のパスポートをチェックしたら、今年の3月下旬までは持つらしい。
だけど日本へ入国するのは、90日間有効のパスポートがないと駄目だったはず。
子供たちは日本国籍もまだ持っていますが、戸籍を取り寄せてないので、成田で国籍を証明するものがありません。
スウェーデンのパスポートも東京のスウェーデン大使館へ行けば手配してくれるはずですが、成田で意地悪な係官に引っかかったら面倒。息子のアシカだけを保育園に置いて、その後急いで警察へ行って娘のパスポートを作ってきました。
一週間でパスポートは仕上がるらしいので、とりあえずホッ。
昔オットセイはその場で臨時発行の仮のパスポートで日本へ入国したことがあるらしいので、どうしてもパスポート発行までに間に合わない場合も何とかなるでしょう。
でも仮パスでも正規のパスポートと値段が全く同じということで、超割高!
しかも仮パスは色がピンク色らしく、そんなのピンク色ヲタクの娘に持たせたら、毎回仮パスで行くと泣かれそうなので作らなくて良かったわー。
日本のパスポートはスウェーデンのより値段が高いので子供たちは持っていませんが、将来彼らが日本国籍を失う前に記念として一度作ろうかと思っています。