ディナーは寝て待て | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

今週の月曜日に、Lina´s matkasse(リーナの食材袋。何かダサい翻訳だなの)から、今週5日分の食材とレシピが届きました。

タイヘイのファミリーセットのスウェーデンバージョンってとこでしょうか。あ、タイヘイがワタミタクショクみたいに出来合いの料理を持ってきてくれるケイタリングだったらすみませんあせる

リーナさんのずた袋、夫のオットセイの会社の同僚と、上の妹が利用しているというのを聞きつけ、うちでも真似をしてみたわけです。

月曜の午後たぶん18時頃、スウェーデンのタイヘイはやってきました。
大きな紙袋にパプリカやらチキンやらの食材がギッシリ。
それらに家族4人でワーッと群がってプチカオス。
子供たちは勝手に袋から出した食材を胸に抱えて走り出し、暴動のドサクサに紛れて店の略奪をしているオッチャンに変身。

リーナさんのずた袋、夕飯のメニューを考えなくて良いし、買い物へ行ってもヒーヒーと重たい荷物を持って帰らなくても済むのでとても便利です。
しかもメニューも、私一人の力じゃ絶対に考えつかないようなものばかり。

火曜日は白身魚のカレー風味、エゾネギクリームソースがけ。
水曜日はプロヴァンス風ハーブシチュー。
木曜日はタリャッテレとほうれん草、ドライトマト入りチキンクリーミーソース。
金曜の今日は、ハルーミチーズと野菜のオーブン焼き、ヒヨコ豆クリームとドライトマトとブルグァ添え。
土曜はヘラジカのハンバーグ。

ぬぬぬ、意外と料理の翻訳って難しいですね。
それにしてもメニューにクリーム系が多いですな。
ヘルシー嗜好だ、ダイエットだと言って、結局クリーミー料理に命をかけてるスウェーデン人。
メニューに焼き魚とか筑前煮とか無いもんね、当たり前だけど。
お、もしや筑前煮なんて言葉、初めて書いたかも。
筑前煮筑前煮。もひとつオマケに筑前煮!

話はリーナさんのずた袋に戻ります。
メニューでいきなりプロヴァンス風と出てきても、プロヴァンス料理がどんなのか知らないからよく分かんないんだけど、モドキでも、

「こんな感じなんざんすよ、南おフランスは!」

ってのが味わえて楽しいです。

だけど肝心のリーナが、一体何者なのかはいまだに不明です。