思考は現実になる、パート1。恐怖編 | 前世が出てきてコンニチハ

前世が出てきてコンニチハ

ひょんなことから知った自分の前世との、怪しき格闘記。

今日は美容院の予約をしていて、それをずっと楽しみにしていました。
11月に日本で思い切ってボブカットにしました。何年も、少なくともスウェーデンに来てからは避けていた髪型です。何故かと言うと、見た目よりも手入れが大変だからです。

パサパサだと新興宗教の怪しい人みたいになるし、ベッタリとてるとぴんから兄弟の宮史郎になる。肩に髪の先が着けば何度直してもはねてタコウインナー。

新興宗教。
宮史郎。
タコ。

それと私のように髪の多い人間がボブカットを放置すると、キノコのカサのようになってもきます。
これらを回避するには、いろいろ条件はあるのですが、まずは一ヶ月に一度は美容院へ行く、という時間とお金のかかるヘアスタイルです。
外国にいると、まぁ国にもよりますが、まず美容院探しが大変です。そして美容院へ行く時間とお金も作らなければなりません。
どちらかが欠けても駄目ですね。
だけど私は、毎月髪型をビシーッとキープ出来る状況を引き寄せる!と決心して髪を切りました。
そしてその状況と美容師さんを引き寄せました。

しかしこの後がちょいと狂いました。
我々は来月の20日に家族みんなで日本へ行く予定なのですが、その前にも一度髪を切りに行こうと思っていました。だけど予約が取れなかったらどうしよう、、、。
ここから私のネガティブな引き寄せが始まったような気がします。
あまり深く考えてるつもりはなかったのですが、1月20日に切ったのなら、2月は日本へ行く前の週に切らなければなりません。
その前の週だと早すぎるし、さてどうしよう、、、。
そんなことを毎日考えていました。

そしてしおととい、急に嫌な予感に襲われました。

「もし子供のどちらかが病気になって、美容院の予約をキャンセルになったらどうしよう」

思考は現実になる。
悪いことは考えないように。
おとといは、子供たちはすこぶる元気でした。
そして昨日も。

まずは娘を寝かしつけ、私の今日の親としてのお役目は終了ー!
その後夫のオットセイがわんぱくに動き回る息子のアシカを寝かしつけ、ホッ。

アシカがベッドに寝かせられてすぐ、彼の大泣き声が聞こえてきました。
お気に入りのクマさんがないと叫んでいます。
私がアシカを見に二階へ行くと、クマさんはちゃんとありました。
そしてベッドには大量の嘔吐物も。

アシカの体を洗い、シーツやパジャマを取り替えた後もアシカはすぐに吐きました。
ノロウイルスに感染したようです。
便器の前で震えながら、妙に起用に嘔吐する2歳児の姿には痛々しいものがありました。
相当つらかったようです。

可哀想しょぼん。そう思いながらも嗚呼、美容院が、、、と思った私は鬼母か?

今日はノロウイルスでアシカのクラスの担任の先生の一人のアグネータと、他の生徒の親からも欠席の電話が殺到してるとスペイン人の先生が言っていたけれど、アシカのクラスの生徒全員が今日保育園を病欠したわけではないでしょう。
今夜ノロの病状が出る子がいるかも知れないし、土曜日に吐く子も出るかも知れません。
全く感染しない子、しても症状の軽い子(私は今までノロになっても嘔吐や下痢の症状を出したことが一度もありません)もいるはずです。
アシカだって娘のアザラシだって、ノロが保育園で猛威をふるっていても全く感染しないで済んでる時もあります。
実際にスペイン先生は今日はノロの病状が出ずに保育園に出勤できたわけですから、生き残りはいるのです。
なのに今回、よりによってアシカは私が美容院の予約を日の前日にノロの症状を出しました。

思考は現実になる。
たかが美容院の予約だからそれが伸びてもどうってことないのですが、これがもっと大きなことだと大変な目にあうわけです。

私は以前、
「フライトを逃したらどうしよう」

という思考から、実際にフライトを逃したこと経験があります(自慢にならないが)。

皆さんも悪いこと、心配事は考えないようにしましょう。
転びたくないな、って思ってると思い切りずっこけます。

お陰様でアシカは今日は一度も嘔吐もせず、一日元気一杯でした。
娘のアシカもノロ潜伏期間の危険性があり、登園禁止なので自宅待機しました。
二人共元気一杯なのは良かったけれど、母は疲れたー。
だけど健康が何よりですね。
そして保育園がいかにありがたい存在かを改めて思い知らされました。