● 日ごろのレッスンの内容を伝える保護者とのコミュニケーションで悩んでいる
こんにちは。 鈴木貴之(@shiogamabtc)です。
最近こういう話を聞きました。
保護者とのコミュニケーションに悩んでいます。
特に日ごろのレッスン内容や教えていることが伝わらず、「何をしているか分からない」と言われました。
どのようにレッスン内容を伝えればいいでしょうか?
あなたなら、どう答えるでしょうか?
私なら、「レッスン内容を細かく伝える必要はないんじゃない?」と答えます。
教室が伝えないといけないのは細かいレッスン内容ではなく、「通うとどうなるのか?」というところ。
そして、それが得られるようになる為の大まかな流れ。
これ以上のことは伝える必要はありません。
なぜなら、それって保護者が知りたいことじゃないからです。
保護者が知りたいのは先ほども言いましたが、「通うとどうなるのか?」というところ。
だから、重要なのはそれを伝えているかどうかということです。
そしてその上で考えないといけないのは、なぜ
「何をしているか分からない」
と言われるのかというところ。
考えてみてください。
もし、保護者からみて「通うとどうなるのか?」が明確で、通わせたら確かにそういう結果が出ているという場合。
英語力がしっかりと身に付いていることが明らかに分かる場合。
教室で何をしているかなんて、どうでもいいのではないでしょうか?
日々の仕事や家のことで忙しい保護者が結果が出ているのにそこまでレッスン内容を気にするってないと思うんですよ。
だから、「何をしているか分からない」と言われたら心配すべきなのは、教室に通うことの結果が出ていないのではないかということ、そして結果が出ているのであればそれが伝わっていないのではないかということ。
だから、この問題を解決するのに大切なことは、「レッスン内容を伝える」ではありません。
「こういう結果が出ていますよ」ときちんと伝えることです。そしてもしそういう風に見せられるものがないとしたら、ちゃんと結果が出るようにすることです。
そもそも、レッスン内容を見せること自体はカンタンです。動画を撮って見せればいいだけですから。レッスンしているところを動画で取って、「こうやって教えています」と見せればいいじゃないでしょうか。
そんなことで悩むよりも、結果を出せているか、出している結果が伝わっているか、を重要視してください。
先ほども言いましたが、忙しい保護者はレッスン内容そのものにはほぼ興味を持っていません。
興味があるのは、結果が出ているかどうかだけ。
厳しいようですが、そこだけです。
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