342『初めてのワキ正面』
1月30日の
国立能楽堂特別公演は、
能が二つに
狂言が一つでした。
今回は初めて、
席を〔ワキ正面〕
(舞台を左側から観る
位置の席です)
に取りました。
この位置からならば、
どうなるのかな❓
と思いながらの
観能でしたが、
舞台の天井まで見える
視界の広さといい、
距離が近くなったお陰で
直接響いてくる音曲
といい、
正面席では
味わい切れなかった
楽しみが発見され、
非常に満足の行く、
良い観能と
なりました(^-^)/
特に今回は、
鼓の音が、
よく響きました。
◎〔歌舞の菩薩、
和泉式部〕
能『誓願寺 』
金剛永謹(金剛流)
熊野で霊夢を賜った
一遍上人が
都 誓願寺を訪れると、
歌舞の菩薩となった
和泉 式部が現れ、
浄土曼荼羅の如く
荘底な情景を
映してみせます。
*感想/
なんと、
二時間近い大曲で、
前半は、
うつらうつらと、
幽玄睡魔の世界に
脚を踏み入れて
しまいました(^_^;)
後半も〔序の舞〕にて、
ひたすら幽玄の能を
体験いたしましたf(^_^)
◎狂言『節分 』
井上松次郎(和泉流)
節分の夜、
一人留守番をする
女の家に
鬼がやって来て、
女に懸想します。
全くなび かない女に
鬼は宝を
次々に与えますが、、。
*感想/
鬼が最高‼️😃
女の気をひこうと、
あれやこれや、
歌を歌い、
舞を舞う。
鬼のお声がよく通り、
しぐさも面白いです。
しかしそれでも、
いちいち女に
振られてしまうのが、
最後には気の毒なくらい
( ^∀^)
当然最後は、
女に豆をぶつけられて、
「いたや、いたや」と
逃げて行きました❗
(^o^)v
◎〔頼朝を狙う
悪七兵衛景清〕
能『大仏供養』
観世喜正(観世流)
東大寺の大仏供養に
訪れた
源頼朝 を討とうと、
悪七兵衛景清は
宮人になりすまして
近づきます。
正体が露見した景清は
次の 機会を
待つことを告げ、
姿を消すのでした。
*感想/
能楽師の皆さん
そうなんでしょうが、
観世喜正さんも
声が良く響いて、
謡いの魅力を
十分に発揮して
下さいました。
オペラかと
思いましたよ(^^)d
特に今回は席が
〔ワキ正面にして
橋懸かりのすぐ隣り〕
なので、
橋懸かりでの謡いは、
迫力満点でした(*^^*)
また、演目としても、
見せ場のハッキリした
エンターテイメントに
なっており、
歌舞伎のような楽しみ方も
出来ました❗(^o^)v
(342-了)




