肥田式においての

 《丁寧な脱力のコツ》を学べる

 『一人でできる健康操体』




次に読んだ操体法の本は

 『一人でできる健康操体』

(阿部康子先生著)です。


この本では、
壁や床、ソファなどに、
足や手を当てて行う
丁寧な脱力が
紹介されていて、
秀逸です。

ここまで脱力の感覚育成に
こだわったものは、
他に類を見ません。



この本で基本動作とされているのは、


《仰向けになり、壁に、足の裏を当てて行う脱力》です。


紹介してみます。



1.動作前




全身の力を抜いて寝ころび、
膝にゆるみをもたせ、
足裏を壁につける


2.動作中




息を大きく吸いこんだら、
息を吐きつつ
膝をゆっくり伸ばしながら足裏を壁に押し込み、
気持ち良さを味わう


3.動作後




息をハァッと吐いて
からだの力を抜き、
一気に脱力する



以上です。

大事なところは、

膝を伸ばすときに、
床に対しての身体の移動が無いところです。

つまり、

《壁に足を蹴りこんで

身体を壁と反対方向に

動かしているのではない》、

ということです。



コツを紹介してみます。

《だらりと仰向けになった身体》には、関節の緩みが有ります。

ですから、
《膝を軽くまげた体勢》から
《膝を伸ばす》場合、

《膝を伸ばして身体が長くなるはずの分》を、

《身体の関節の緩みを無くすことによって吸収してしまう》のです。

それがコツです。

そして、もう一つ大事なポイントは、

《膝は伸ばしきらない》ことです。





☆長い間、
道場や講習会、
小金井教室などで
肥田式を指導させてもらって来ましたが、

この脱力を丁寧にやっているなと思う人はほとんどいません。
皆無に近いです。

関節を伸ばしたり、
緩みを吸収したりすることで、
身体の動きの幅は、
格段に拡がって来ますので、
脱力には、
しっかり取り組むべきです。



その脱力について、これだけ言及してくださった阿部康子先生には感謝ですね☺️👍️

(了)


肥田式強健術は、中高年からでも始められます

健康の為でも良いし、運動不足の解消の為でも良いです。

肥田式強健術を、生活に活かし、楽しむ方が増えると良いと思っています😌



(以上)

肥田式強健術小金井教室