こんばんは。
今朝、起きてきた息子の顔に
思いっきりイヤホンコードの跡がついていました
「うわっ。これ、お母さんの歳になると、
一日中消えない、ヤバイやつよ~」
などと話していまして、
「そもそも、寝るならイヤホン外せばいいのに。
眠れるもんも、眠れなくなるんでないの?」
そう言いますと、息子、
「いや、無音だと眠れないんだよ。
ほら、耳鳴りが一日中聞こえちゃう病気の人が
雑音流していると、むしろよく眠れるってやつと同じ原理で。」
と言うのです。
「ん????」
分かるような・・分からないような・・・・???
「耳鳴りが、聞こえるの?」
「いや、耳鳴りは聞こえてない。
オレは頭の中が忙しいから
無音だと、頭の考えが騒々しいから、
どうでもいい音楽流して、BGMにしないと眠れない。」
ということでした。
昔っから、入眠に時間がかかる、寝付けない、は
よく言っていたのですが、
そういうこととは、知りませんでした。
だって、今までそんなこと、言わなかったからね・・・。
最近の息子、こうやって、自分の傾向を
自分なりの言葉で、ふとした時に
私に話してくれることがあるんですよね。
その感覚っていうのは、私には全然経験のないことで
ひたすら、「へぇ~。そういうことがあるんだね。」
という感じで、共感はできないので、
受け止めること、しか出来ないのですけれど。
これ、おそらく、息子がこういうことを話すようになったのは
息子が精神的に落ち着いたから、とか、
息子が説明できるだけ大人になった、とか
そういうこともあるんだろうけれど、
何より、私の意識が変わったから、
なんじゃないかと感じています。
以前の私は、息子を、とにかく普通の枠に
おさめておきたかったんですよね。
そこからはみ出していようものなら、
いち早く、なんとか枠におさめようと動いたし、
おさまるように、息子に努力を強いたと思うんです。
「眠れないなら、運動した方がいいわよ!」とか
日中出かければ疲れて眠れるはずだから、
「ちょっとでもいいから、学校行って来たら?」
とか・・・そんなお門違いな
クソバイスをしていたと思うんです。
息子はただ、「眠れない」と、事実を伝えただけでも、
「そうなんだね、眠れないんだね」
と受け止めるより先に、
「眠れないのは、良くない事だから、なんとか直そう」
と、私の中のルール、良かれと思う方向に
コントロールしよう、という意識が
先に出まくっていたんですね。
その意識が先に伝わるから、
息子は自分の状態を、
あえて私に伝えようとはしなかったんだと思います。
もしかしたら、息子自身も、私のその意識を感じ取って、
自分の状態を、
受け入れることができなかったのかもしれません。
このように、
何か特別なことをしたり、言ったりはしなくても、
こちら側の意識が変わると、
相手の行動が変わる、
相手の行動から受け取れるモノが変わる、
そんなことが沢山あるんですよね。
最近では、日々の自分の生活の中で
そういう小さな変化を感じられたり、
カウンセリングを受けていただく方々から
改めて、そのようなことを実感させていただけたり、
気づきを嬉しく、ありがたく感じられる毎日です
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読んでいただき、ありがとうございました