自分の中に刷り込まれている
〜べき、〜ねば、って
きっと沢山あるのだけど、
当たり前にデフォルト設定されていて
その存在にすら気付かないことって
結構ある様な気がします。
特に不登校のお子さんを持つお母さん達。
きっと、デフォルト設定、沢山あるんじゃないかな。
今朝、洗濯を干そうとしたら
洗濯機の前に、息子のパジャマが
抜け殻の様な状態で脱ぎ捨ててありました。
それを見て、私、反射的にムキーッて
怒りとイライラがこみ上げました。
『ちょっと
なんで洗濯機にいれないわけ？
なんで洗濯機にいれないわけ？脱ぎ捨てないで洗濯機に入れるぐらいして！
それくらい出来るでしょ！』
ブリブリ怒りながら、
不機嫌に洗濯機から洗濯物を取り出す私。
私の心の声は…
みんな暇なくせに私ばっかり朝から忙しい！
なんだか腰が痛くて洗濯やりたくない…
でも、最低限の家事は午前中に済ませなきゃ…
あーめんどくさい！さぼりたい！
なのに、息子は洗濯物を入れることすら
してくれない！
家族が私に協力してくれない！
ない、ない、なーい！
くれ、くれ、くれー！
そんな思いが、願いが、怒りの下にはありました。
自分の中に
家事は午前中に、
最低限洗濯物ぐらいは
終わらせなければならない。
当たり前のように
ギュッと握りしめて
自分を苦しめている、
〜ねばの制限。
そのせいで自分を苦しめて
イライラするぐらいなら
試しにちょっと手放してみればいい。
で、心の声に従ってみたらいいんだよね。
手を休め、一旦コーヒーを淹れながら
そんな風にじーっと自分の心を整理していたら…
『昨日夜中に風呂に入ろうと脱いだらさ、
何故か深夜に洗濯機回り始めてたから
入れられなかったんだよ。』
と、息子。
ん？
あれ？タイマー設定間違えたか？
どうやら、洗濯開始時間設定を
私が間違えたせいで、
洗濯機、深夜に回り始めた模様…
息子は、ただ、洗濯機が回っていたから
脱いだ服を入れられなかった、
事実は、それだけでした。
私に協力する気がない訳でもなんでもなく。
ただの私の被害妄想でした。
洗濯物干しだって、腰が痛ければ
1日ぐらい溜めても大丈夫だし
起きてきた、他の誰かに頼んだっていい。
別に家事が午後になったって
大してだーれも困らない。
私が勝手に自分に制限をかけてたのよね。
こんな小さな日々の怒りもスルーしないで、
自分の心の声に耳を傾けてみたら
手放せるはずの、〜べき〜ねば、が
まだ潜んでいるのがわかります。
んで、そこに気付くだけで
【ない、ない】の意識が
【ある、あった】の意識に変わる
いつものコーヒーの味も、
ちょっと美味しく感じられた朝になりました
読んで頂き、ありがとうございました