野口整体にご興味がある方、「こんな時はどうすればいいの?」と思われることがありませんか!
今回は指を脱臼した直後の野口整体的アプローチの事例をご紹介しますね。
指が脱臼! その時どうする?
今回は、野口晴哉先生の直弟子の方々16名から直接指導を受けた
私の師匠(氣道協会代表・長谷川)の事例をご紹介します!
●野口整体の事例!指の脱臼が、1分もしないで元通りに
●突然ありえない方向に曲がってしまった脱臼に…
●脱臼の事例から、野口整体の知識や技術について考える
●脱臼への野口整体の事例、いかがでしたか?
野口整体の事例! 指の脱臼が、1分もしないで元通りに
今回は、人差し指を脱臼した30代女性(Dさん)が、
1分もしないで回復された事例をご紹介します。
シンプルですが、これぞ野口整体的なアプローチと言えるものでした。
人差し指が逆方向に曲がってしまうほどの脱臼が、
その場で元通りになりました。
突然ありえない方向に曲がってしまった脱臼に…
道場のお手伝いをしてくださっていたDさんが、
あわてて動こうとしたはずみで、突然人差し指を脱臼してしまいました。
指が、明らかに普段は曲がらない方向に曲がってしまう状態。
Dさんは驚かれるとともに、
当然、激しい痛みを感じられたことでしょう。
その時たまたま師匠(長谷川)が近くにいて、手当てをしたそうです。
脱臼した指を包んで、じっと気持ちを向けたところ(=愉気)、
数秒で気の感応があり、
数十秒くらいで、その指が勝手に動き出した。
そして、勝手にガクンと元の位置に戻った(!)のだそうです。
すごいことですよね。
野口整体では、気持ちを向けること(=愉気(ゆき))を大切にしており、
手当てを通して愉気をすると、響き合いが起こって、おのずと相手が整体に戻っていく。
ーーまさにそれを凝縮した形で体現しているような事例だと思いました。
脱臼の事例から、野口整体の知識や技術について考える
その時、師匠はこのようなことを思ったのだそう。
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野口整体では "脱臼への対処法" なども伝わっているけれど、
その「方法」自体が根本なのではない!
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「こういう時にはこうする」と伝えられているセオリーは、
じつは "愉気をしていると、自然とそうなってしまう” ということからきている。
ある天才が喘息の人には自ずとこうやりたくなって、
その結果咳が止まった、ということがあり、
そういう「感覚に沿って自ずと生まれたひとつのパターン」が、
「喘息の時にはこうする」とまとめられただけなのだ。
ーーその時そう感じたことが、とても印象深いと語ってくれました。
そしてまた、Dさんの脱臼はすぐに元通りになったけれど、
それが本当にDさんのために良かったかどうかはまた別だ、
ということも話してくれました。
(症状を無くしてもらうことによって依存的な部分が出たり、
生命をはぐくむ方向性とは別の文脈が生まれる場合もあるのですね。)
指の脱臼への野口整体の事例、いかがでしたか?
人差し指を脱臼して、逆方向に曲がってしまう状態から、
1分もしないで元通りになった事例をご紹介しました。
シンプルですが、これぞ野口整体的なアプローチと言えるものでした。
ただ「愉気をする(気持ちを向ける)」ということだけで、
驚くような変化が自ずと起こるものですね。
愉気は誰にでもできることなのですが、
長年の研鑽で深められた愉気だったからこそ、
そこまで短い時間で変化があったのだろうな、とも思いました。
知識や技術を身につけることによって、
自分の感覚が深まり、より純粋な愉気ができるようになる。
だからこそ、知識や技術にとらわれずに、
「その時のその人」にぴったりの整体指導ができるようになる。
ーーそれが野口整体を学ぶ醍醐味なのだと改めて感じました。
野口整体にご興味がおありの方は、
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