お盆休み 今日は朝から幹線道路が大渋滞の様で御予約の方はは少しずつ遅れ ゆっくりお出で頂こうと連絡をしたのですが皆様それ以上にゆっくりと
新千里からお越しの方は1時間では着かなかったとのこと 暑い中有難う御座いました
このところの暑さは少し異常な感じがしますが 私にとっては世間のお店や建物のエアコンの寒さが何か罰ゲームのような印象すらあります
7月31日に上梓した 「鳥の鳴き声 蝉の声」 「暑い朝に」 の記事に書いた風の害の第3弾
身体の一部位に受ける風の害
梅雨が明けてからのことです 急に肩が上がらない 首を寝違えた 腕が痛くて動かせないと連絡が入ります お電話の様子からまたこの季節が来たと感じます
犯人は風 夏の風物詩 エアコン 扇風機 窓の開放などの冷気や冷風も共犯です
ここ数年夜間のヒートアイランド現象で 気温が下がらず扇風機やエアコンを一晩中通してつけている人が多いようです もちろん医学会 厚生労働省等の見解でメディアも異口同音に同じ見解を出しています
健康に過ごすためには室温を一定に保つことは大切ですが 問題はここでも「風」なのです
室温は一定で問題が無くても 屋外の仕事で日焼けをしている人や屋内の強い冷房の中で一日過ごし鈍った身体の人は室温の変化をあまり感じない傾向があります
そういう人の特徴は強い風(冷気も含めて)を直接身体にあて その刺激を涼しいと感じる傾向があります
部分的な冷えと疲労が重なった症状で典型的なものは ぎっくり腰と坐骨神経痛です
どちらも疲労が蓄積し 筋肉や椎骨の可動性が悪くなっているときに冷やしてしまうことで痛みが出ます この対処方法は後日腰痛のテーマで書かせていただきます
腕 肩 首についても原因は同じなのですが 夏に急に来る場合 夜間就寝時にエアコンの風を自身の身体に当てたり 扇風機の風が直接身体に当たるような場所に設置することで動かない痛いなどという事になります
長い時間風に当たり身体の一部の関節と筋が冷え 血行不良を起こして 痛いや動かないという症状になります
整体操法は 胸椎10番3側 胸椎5番2側3側 胸椎4番2側3側 胸椎1番2番3番の内側(ないそく)と下頸の確認をします
前腕 上腕 肩の場合は手首を緩め腕の疲労調整点を確認し 動きの悪いところをよく輸気をして緩めます
この場合に手首の調整はコンコンコンというリズミカルに行うと痛みが増しますので 手首調整の型を作り そこで動かさずに輸気をして下さい(これはリウマチの操法と同じです)関節に動きが出たら少し引き延ばすようにして肘に移ります
冷えて固まった関節は痛いだけでなく振り回すと関節自体を壊しかねないので注意して下さい
次は各関節部分の調整ですが しっかり型を取り輸気をすることで血行が戻り大抵の場合1回の操法で楽になります
首が回らない場合は腕 肩を観察し動きを確認したうえで 仰臥位で頸椎7番2側3側 頸椎6番2側4側 そして頸椎2番の確認も忘れずに行ってください
首は過敏が残りやすいので特に術者が指先に力を入れると余計に症状が増しますのでご注意ください
整体を受けられない環境にある場合は 蒸しタオルを使って関節や首筋上腕の筋をほぐす方法有効です
湿布や液体のサロメチールのようなものは害があって症状が改善することはありませんのでおやめください