この日の稽古は手刀打ちと足刀蹴りをテーマに行いました。
まずは手刀のかたち確認から行いました。
手刀のかたちは親指は曲げ、他の４指は伸ばします。
この時、親指は外に張り出すように作るのがポイントになります。
これは当てることにもよりますが、相手に当てた時の反作用に対してきちんと受け止める強度のためでもあります。
親指を外に張り出すようにして締めておくことで、それが可能になりますが、意識が弱いとそのかたちが作れていないケースが見られます。
手のかたちを確認した上で腕全体の動きになります。
まずは手刀外回し打ちです。
腕を外側に開き内側に動かしながら手刀のかたちでの親指側の締めも意識して打ち込んでいきます。
この時、
続いて手刀内回し打ちです。
腕を内側に閉じ、
続いて、手刀打ち下ろしまで行ったあとに、手刀外回し打ちと手刀内回し打ち同じ腕で連続で行う動作もしました。
同じ腕で行いますので前腕の鋭い切り替えしが必要になります。
二日前の記事でも書いた前腕の回外と回内運動を活用していきます。
具体的には手刀外回し打ちの際には前腕の回外運動を用い、手刀内回し打ちの際には回内運動を用います。
その回外から回内運動を連続で行っていきます。
続いて、足刀のかたちも確認しました。
足刀のかたちは親指を上に反らし、他の４指は下に曲げます。
親指側自分の方に向けるようにし、
このかたちを作ることで足を絞り、足刀自体のかたちを強化していきます。
ちょっとしたかたちになりますが、足を器用に使う操作になりますし、それがあることでプラスアルファの力を生むことになります。
そのかたちを作ったあとに基本の足刀横蹴りを行いました。
ここではその足のかたちとともに膝のかいこみを意識して行っていただきました。
続いて組手の構えから足刀横蹴りの蹴込みそして、手刀内回し打ちの連続技の稽古も行いました。
足刀横蹴りを正面に向かって行い、
この蹴りを正面に向かって行う場合は内側に膝をかいこみ、
その初撃を意識して行っていきました。
そこからの連続の内回し打ちに関しては最初で確認していた手のかたちの部分を意識して行っていただきました。
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