(つづき)
ここまで、
映画『シン・エヴァンゲリオン』を素材としながら、
DM的視点、心理学的観点から解析を、お伝えしてきました。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』は、単なるアニメの枠を超え、
私たち自身の人生や「本当の自分」について深く考えさせてくれる作品です。
この物語から、私たちは社会で身につけている「ペルソナ」という仮面を外し、
自分らしい生き方を見つけるためのヒントを得られます。
今回の最終話は「ペルソナ = エヴァを脱ぎ、自分の人生を生きる」ことの意味を、
改めて見たいと思います。
1. ペルソナという名の「エヴァンゲリオン」
『エヴァンゲリオン』に登場する人型兵器「エヴァ EVA」は、
操縦者の心と深く繋がり、時には母親の存在そのものが溶け込んでいると描かれます。
このエヴァは、まさに私たち人間が、
社会で生きるために無意識に身につけている「ペルソナ 仮面」のメタファーです。
良い夫、良き妻、優秀な社員、
あるいは「いじめられっ子」や「被害者」、「いじめっ子」や「加害者」といった役割も、
ある意味でのペルソナです。
これらは往々にして、親との関係や過去の経験から形作られ、
本来の自分を覆い隠す「鎧」となってしまうことがあります。
作品のラストで語られる「さよなら、すべてのエヴァンゲリオン」という言葉は、
このペルソナとの決別を意味します。
主人公のシンジが、自分を守るために纏っていた装備を脱ぎ捨て、
不安定な現実の中でも、「自分」として歩み出す姿は、
私たちに「不要な仮面を外し、自分自身の物語を生きよう」
という温かいメッセージを投げかけているのです。
* ペルソナは「兵器」: 社会で生き抜くための道具、恩恵をもたらす道具であると同時に、
私たちに痛みや制約をもたらすことがあります。
* 脱ぐ勇気: ペルソナを脱ぐことは、恥ずかしいことでもないし、勇気で行うことでもありません。
むしろ、自分らしい生き方を選ぶための成長の一歩であり、極々自然なことです。
2. 現実と向き合ってこそ
フィクションは、 優れた教育方法であり、大変参考になります。
人類が有史以来行ってきた 強力な手法です。
しかし、学校の教科書がいつでも正しいわけでは無いのと同じで、
その世界に逃げ込むことは、時に自分をさらに苦しめることになります。
フィクションと現実の世界の差をしっかりと認識した上で、
現実の世界に取り組んだ方が妥当です。
例えば、
東京から大阪を目指すなら、西へ進むべきですが、
鹿児島からなら、東北へ進まなければ、大阪という目的地にはたどり着けません。
これは、私たちが「今いる場所」を正確に見つめることが、
前に進むための何よりも重要な第一歩であることを示しています。
現実的に進めば、傷や痛みも伴います。
成長の痛みもありますし、聞いたことも見たこともない展開に戸惑うこともあります。
しかし、その傷を否定せず、むしろDMなどで活用して、ありのまま受け入れることで、
初めて未来への希望や、そこから生まれる支援の輪が、見えてきます。
支援ー試練と分けて考えるのではなく、候補性の宇宙なのですから、
試練を支援に変える事は、十分に可能なのです。
「マイナス宇宙」の世界は、 現実世界でも体現することができるのです。
(DMというツールは、このために打ってつけだと思います)
映画やフィクションのような劇的な人生を追い求めるのではなく、
まずは「現実の自分」を土台にして、
どうすれば豊かな人生を築けるかを 考え始めると、 着実かつ有効です。
そして、何より面白いです!
自分の人生が、超名作RPGよりもっともっと面白い形で、展開されるからです。
* 現状認識の重要性: 自分の現状から目を背けると、進めば進むほど混乱や苦しみを招きます。
反対に、現状認識ができる = 試練の中に支援を見出せると、進めが進むほど充実感が湧き上がります。
* 傷の受容: 過去の傷を受け入れ、それを自分の力に変えることは、 人生を生きる上での必須テクニックです。
ダイヤモンドの原石も傷をつけられる = カットされることで、美しく輝くのと一緒です。
あなたの人生も、 適切なテクニックでより輝きを増すことができます。
3. 相補性のある世界:陰と陽の共存
私たちのこの世界は、悲しみと喜び、憎しみと理解、男性と女性といった、
相反するものが互いを補い合う**「相補性」**によって成り立っています。
もしすべてが最初から完璧であったり、
どちらか一方に偏っていたりしたら、
進化も成長も生まれません。
私たちを前に進めさせるために、偏らせないために、
悲しみの中に喜びを見つける力、
喜びの中に悲しみを見つける力は、必要なのです。
両方必要なのです。
この仕組みは、 この宇宙にいる限り、どんな人も逃れることはできませんが、
私たちを1人の人格者として成長させるための、宇宙による仕組み、サポートといえます。
『エヴァンゲリオン』の物語もまた、登場人物たちが対立や葛藤を経験することで、
成長して行く姿を描いています。
私たちの人生も同じです。
辛い経験や心に残る傷は、決して否定すべきものではありません。
むしろ、大変有力な財産なのです。
自分が何者であるか、自分にどんな才能があるか、自分がこの世の中で何ができるか。
これらが迷惑になるからです。
飴と鞭 この両方で、私たちは育てられるようになっているのです。
この両方を活用する知恵を身に付けてください。
そして、あなただけに、与えられたその才能を、他者のために活かせば、
そこで真の癒しは初めて成立しますし、
やがて、相手のみならず、 社会のみならず、
何よりも自分自身を救う才能であったと、わかる日が来ます。
過去の困難な経験を 困難としてラベルを貼って終わりにするのではなく、
そこにある恩寵を引き出してください。
ラベルを引き剥がすのです、エヴァンゲリオンを消すのです。
これこそが本当の困難の乗り越え方なのです。
忘れることでも、合理化することでも、逃げることでもないのです。
恩寵を引き出し、感謝に至ることなのです。
これこそが、最も充実感のある人生へと繋がります。
そして、自分の人生の、深い理解へとつながります。
確信へとつながります。
* 相補性の価値: 対立や多様性こそが、私たちを成長させ、進化を促す原動力。
* 経験の活用: 人智を超えた天命を知り、真に生き甲斐ある生き方をするための手段。
4. 心理学やAI診断の「その先」へ
心理学やAIによる診断で、「 〇〇障害」と言うものを面白おかしく紹介してみました。
「普通の人じゃない」と言うことを、皆様にお伝えするための方便に利用しました。
こうした用語は、自己理解の一助にはなりますが、それを鵜呑みにする必要はありません。
全くありません。
心理学もまた、ある種の「ペルソナ」になり得るからです。
過度に依存しすぎると、かえって本来の自分を見失う危険性があります。
むしろ、「心理学もお笑いだぜ」と軽やかに捉え、自分の人生を主体的に生きる力こそが重要です。
大切なのは、
自分の価値観や過去の出来事と向き合い、感謝とインスピレーションを得ることです。
そうすることで、偽りの自分を演じる必要がなくなり、
本当の自分として自然に行動できるようになります。
専門家の助けやAIの力を借りつつ、あなたが心を開ける環境を整えることが、
自分らしい人生を送るための近道となります。
環境が大事とお伝えしました。
この環境とは、自分の思いを、良い意味良い形で、受け取ってくれる人です。
それは心理士の資格があるような人だったり、カウンセラー相手の方がいいです。
彼らはちゃんと訓練されているからです。
家族や友人であっても、世間一般の人では、なかなか難しいです。
本人にその気がなくても 無意識に巧妙に、変な不幸になるコードを入れてくることがあるからです。
一般人ではなく、ちゃんと専門家をつけてください。
前回紹介した行政の、心理の無料相談施設などはお勧めです。
ChatGPTや、Grok、Google geminiなどのAIも大変優秀です。
彼らには24時間、どんな角度からでも質問し放題ですからね。
AIに相談した上で こうした専門家に話を持って行くのも、大変効率的です。
すると、「この現実を、この人生こそを生きたい」と心底思えるようになります。
他の誰と比べるのではなく、自分自身でありたいと心底思えるようになるのです。
恥も驕りも見栄もなく。
本気で取り組まなければ、 ゲームも、スポーツも、勉強も、仕事も、恋人付き合いも、
家庭生活も上手くいかないように、
本気 = 心 をオープンにして、取り組まなければ、上手くいくことなどないのです。
しかし、本気で取り組めば、成果を出そうがなさが、 なさまいが、
「良い人生だった」
と思えるし、人間的に成長できます。
何物にも変えがたい、充実感と、自然な自信が出てきます。
自分を信じることができ、 そして他人を尊重することができます。
* 診断は参考程度に: 心理学やAIの診断はあくまで参考にとどめ、
自分自身で人生において、主体的に切り開く姿勢、 深淵な事実を見出すことが、大切です。
* 環境作り: 信頼できる専門家やカウンセラー、AIなどを活用し、
あなたが心を開きやすい環境を整えて下さい。 すべては環境です。
5. 映画を観るだけでなく、自分の物語を生きる
『シン・エヴァンゲリオン』は確かに感動的な作品ですが、
「観る」だけで人生が変わるわけでは、ありません。
映画のような展開ばかりを追い求めても、地に足がついていなければ、
結局は失望に終わってしまうでしょう。
古代デルフォイの神託「汝自身を知れ」が示すように、
まずは自分自身の価値観や本当の願いを知ることが何よりも大切です。
映画と、自分は違うことを知る必要はありますし、
どのぐらい違うのか、どのぐらい同じなのかも知る必要があります。
この距離を図らずに、映画の真似をすると失敗します。
映画のラストで、
シンジは「エヴァに乗らない生き方」を選び、綾波もまた「ここじゃない生き方」を選びます。
彼らは、撮影セットの中で「演じていた自分」に気づき、与えられた役割から解放されるのです。
これは私たちへのメッセージでもあります。
被害者や加害者といった、不本意な役割を脱ぎ捨て、自分らしい生き方を自ら選択する意志を持つこと。
これが、あなたの人生を輝かせる、第一歩です。
* 映画は「参考書」: エヴァンゲリオンは人生の参考材料の一つにすぎません。
あなたの人生の主役は、あなた自身です。
* 自己理解から始める: 映画は参考。まず自分を知ることから、あなた自身の物語を始めよう。
6. 信頼と対話で「ATフィールド」を外す
『エヴァンゲリオン』の世界に登場する「ATフィールド」 は、強力なバリアでした。
これは、登場人物たちが心に張るバリアであり、
現実の私たちも持っている心の壁と重なります。
このバリアは、 他人 の介入をバリアするだけではなく、
自分自身の目も 曇らせることがある代物です。
一人ではなかなか外すことができません。
信頼できる人々との安全な対話の中で、初めて心のバリアは取り払われます。
「共に生きる」ことを選ぶことが、最大の近道であり、心の傷を癒す道なのです。
専門家のカウンセリングや、ChatGPTのようなAIを活用した自己探求は、
このプロセスを大いに助けてくれるでしょう。
あなたの住む地域の自治体にある、無料の心理相談施設なども有効な選択肢です。
あなたが心から「この人生を生きたい」と思える状態を目指して、
積極的に環境を整えていきましょう。
* 心のバリアを外すには: ATフィールドは、DMワークでも外せますが、
信頼できる人との対話をする経験 を重ねることこそ、1番強力です。
* 専門家を頼る: 訓練されたカウンセラーやAIの力を借りて、自己受容のプロセスを進めるのも良い方法です。
7. あなた自身の舞台:最高の監督はあなた
人生は、誰かに与えられた役割を、ただ演じるものではありません。
「愛されなかった私」 という役割を演じてきた人たちが、
その役割を辞める舞台が、このエヴァンゲリオンシリーズの核でした。
あなた自身は、人生という壮大な舞台の主役であり、最高の監督なのです。
『エヴァンゲリオン』は素晴らしい参考材料ですが、
あなたの人生がどのように輝くかは、あなた自身が決められます。
どんな登場人物を招き、どんな物語を紡ぐのか、それはすべてあなたの手に委ねられているのです。
「さよなら、すべてのエヴァンゲリオン」という言葉は、
私たちがそれぞれに身につけているペルソナとの別れを意味します。
しかし、それは決して寂しい別れではありません。
むしろ、自分らしいペルソナを選び、 より自分らしく思い切り羽ばたくための、
新たな始まりの合図なのです。
あなたの物語は、あなた以外に誰も創ることはできません。
あなただけに許された特権です。
このブログを読んだ誰かへ
ここまで読んでいただき、本当に感謝します。
この文章は、誰かを批判したり、何かを命令したりするものではありません。
人は生きるために、時にペルソナをまとい、意図せず間違った役割を演じてしまうことがあります。
そのことを理解し、否定するのではなく、あなたが自分自身の物語を自由に編めるように、
ささやかなヒントを提供したいという思いで書きました。
あなたの人生は、あなただけのものです。
過去の傷も、辛い体験も、すべてがあなたの貴重な財産と なるものなのです。
ここに、どうか気がついてください。
そしてその後、 与えられているこの恩恵を、どう活かすかは、あなた次第です。
この文章が、誰かの「旅の出発」のきっかけになれば、
これほど嬉しいことはありません。
(【感想】エヴァンゲリオン 完)
セルフ整体道場・新宿天心會 吉田直樹 拝
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