体が良くなる恋愛 下 | 『自分と家族の健康は、自前で築く』整体カウンセラーのブログ
(つづき)
 
 
人類人間は、子孫繁栄すべき宿命の生物です。
細胞分裂で増えるパターンの生物では、ないですからね。
 
なので、性の力、性欲もあります。
体を回復させ、成長維持させるために、睡眠欲も食欲もあります。
いずれにしても、人間が人類が生き続けていくためには、
必要な欲だからです。
 
体に必要でなければ、欲にはなりません。
少なくとも、必要が本当になければ、消化器官や睡眠中枢、生殖器官が、
ある時から、退化し消失するものです。
現実世界ではこうではないので、必要なのです。
柊生ね。
 
柊生の宿命だからこそ、
その意欲を悪用するのではなく、活用していく方が良いでしょうね。
余分に抑圧しても、害にしかならないですからね。
 
ほどほどに自由にして、ほどほど抑圧する。
過剰に開放もせず、ひどく抑圧もせずに、バランスよく中道を行く。
このバランスが大事なんだと思います。
何にしても。
 
 
 
睡眠欲も食欲も、性欲もいずれにしても、
元気な人は、体の元気さを後押しする形で、発散昇華して行くものです。
他の人を追い詰めたり、
足を引っ張ったりするような欲の発散の仕方は、
相手にも社会にも、当人にも良くないですが、
お互いに、気持ちの良い発散の仕方、清々しくなる発散の仕方は、
社会にも双方にも、関係者にも良いものです。
 
だから、
この3大欲との付き合い方、3大欲が変な異物へと変身しないように、
メンテナンスすることが大事なのです。
3大欲を下手に否定すると、
これは人間性の否定、人類の否定であり、
人生が貧しくなるからでもあります。
 
当人の体の状態を無視して、体の要求を無視して、
倫理道徳、哲学、出世効率などで固めてしまうと、
体が置き去りになることが多いです。
すると、問題が出て来やすくなります。
3大欲はエネルギー自体が大きいので、
下手をすると、前回の山岡さんみたいに、
卒中や癌などの大病にも発展しやすいので、要注意なのです。
 
 
 
 
性の力の話でしたね。
 
男性の性の力と、女性の性の力。 
どっちの方が強いいかというと、これは圧倒的に女性の性の力の方なんです。
個人個人の差はもちろんありますし、何より大きいのは、
自覚できるか、自覚できないかと言うのも大きいですか。
女性の方が性の要求も、力も大きいのは事実です。
そして同時に、体に影響が大きいのも女性の方です。
 
性を無理矢理抑圧した場合。
男女ともに神経過敏になります。
ちょっとしたことで、激しい行動をするようになるのです。
1番わかりやすいのは、思春期です。
性ホルモンの分泌が男女ともに旺盛であり、
かつコントロールができない時代です。
 
男の子の場合は、 喧嘩早くなります。
友達に対して、いや、教師に対して、親に対して、
すぐ喧嘩を売ったり、 買ったりするようになります。
男性は、成人後も性を抑圧すればするほど、戦闘的になりますね。
YouTubeに、 昔の20代後半の頃の、プロレスラー馳選手と、
コメディアンの山田邦子さんが同じ位の年齢で、
テレビ出演していたものが流れていました。
 
山田さんが、プロレス一筋の馳選手に、
女性らしい観点から、あえて外した質問をしたのです。
若い山田さんとしては「女性だから優しく答えてもらえるだろうし、
無知なふりして質問し、女性ファンをつけてあげよう!」
と言う算段があったんだと思います。
 
しかし、そこはプロレス一筋の男
「何言ってんだ! そんな下らないこと、聞くんじゃない‼️」
と、怖い顔で、一喝してしまったのです(笑)
山田さんは、申し訳なさそうな顔で、下を向いていました。
いわゆる放送事故ですね。
 
「乱暴な男」と映りそうですが、これは乱暴ではなく、
本当に女性遊びもせずに、一心不乱にプロレスに打ち込んでた証拠です。
下手すると命が危ないし、後遺症が残るような怪我も思うので、 
プロレスに全てをかけていたので、
本当に真剣だったのでしょうね。
性が 抑圧されているために、出た怒りっぽさでした。
これが、女性遊びや、精を漏らしていると、
山田さんの質問にも優しく答えられたでしょうね。
 
もう亡くなりましたが、
昔小野田少尉が、戦後30年ほど経って、日本に帰ってきました。
潜伏した場所の近くの村では、生活必需品や食料が盗まれる事はあったそうですが、
女性が乱暴されるという事は、なかったそうです。
30年も戦い続けるには、性の抑圧が必要なのです。
漏らしていなかったからこそ、できた偉業でした。
 
性の力を圧縮すると、普通ではないこともできるのが人間です。
特に男性は。
 
 
 
女性の場合は、反対に近いです。
どちらかと言うと、傍目には、もろくなるのです。
 
「あっちがおかしい、こっちがおかしい」
「あれをしたら、ちょっとしたことだったのに、壊れてしまった」
と言って、不調が賑やかなのです。
 
実話ですが、
ある整体道場での練習。
そこの練習生には、やはり性がつかえた、過敏な女性がいました。
みんな練習生程度の実力なので、
練習ではお互いにミスをして、相手の体に少しながらでも、
負担をかけてしまう事はあるのです。
多くの人はそのミスは分かっても、
練習後に「おかしくなった。。。」などと言う事はありません。
まずない。
 
しかし、彼女の場合は少しでもミスされると、
その場で「あ!」と言って、本気で失神、気絶してしまうのです。
みんな、さすがびっくりします。
この脆さも、性を抑圧した結果なのです。
 
面白いことに、彼女はこの後、彼氏が10年以上 ぶりにできて、
めでたく結婚し出産します。
出産後、道場の練習に参加すると、どんなミスをされても、全く気絶をしなくなっていたんです。
「それ違いますね、こうして下さいね♪」と余裕だったそうです。
抑圧していた性の力が、解放され、本来の体調に戻ったからです。
「女性は、出産すると強くなる」
という、本当の話でもあります。
 
 
 
12歳〜20歳前後で、私達は受験をします。
「受験に落ちてしまった。もう死んでしまおう。。。」
「合格できないなら、生きている意味はない。。。」
などと考えるのも、思春期のホルモン分泌が盛んな、
性がつかえた若い人らしい独特の考え方です。
考えが、極端になるのです。
 
甲子園球児でも「マウンドの上で死ねるなら、本望だ」
と言って、練習に明け暮れている人がいますが、まさにこれです。
 
これが30歳を超えると、様々な試験にがありますけれども、
試験に落ちても
「やり直すかな〜」
「いや、諦めて、次やろ♪」
となって、大事にはしないのです。
淡々としているのです。
性の衰えと言っても、いいかもしれない。
健康的な衰えではありますけどね。
 
 
 
ということで、
性の力が過剰になった場合と、衰えた場合。 
そのメリットとデメリットを見てきました。
 
結婚適齢期の女性は、特に注意した方がいいです。
 
と言うのも、適齢期の女性の場合は、
女性の体の中で最も性欲が高まっている時代です。
 
ここで難点は、高まっているのを素直に出せれば良いのですが、
あまり高まりすぎると、反対にもろくなる。
体を壊す方向に、進んでしまうのです。
おまけに、神経過敏、過剰集中になりやすいのです。
 
「男? どうせ私のメガネに叶う男なんて、いないでしょ?」
「恋愛? バカらしい、どうせ男は浮気するんだから、そんな話、止めませんか?」
「 あの〜、私1人でも生きていけるんですけど。 面倒臭いこと、止めてくれませんか?」
「私、都内在住で、子供3人欲しくて、仕事も続けたいの。
あなたの今のスペックで、私の夢と釣り合うと思って?」
みたいな状態になる人がいるのです。
他にも担い手がいる仕事に、重きを置きすぎるし、
ちょっとした異性の欠点さえ、オオゴトに感じられたりするんです。
これをやっていると、 本当に孤独になるし、
ますます健康面に不安が出てきます。
 
確かに、現代の社会システム的には1人で、生きて行くことができます。
だけども健康のことを考えてください。
これをしていると、本当に男性が周りにいなくなります。
女性用の夜のオモチャがありますが、これでは代用ができないものなんです。
生身じゃないと。
 
 
 
このように、
過剰に抑圧したり、禁欲状態になってしまうと、
女性の場合は、もっともっと神経過敏になります。
ますます気難しい女になり、誰も寄ってこなくなる、
女友達さえもアドバイスも紹介も、できなくなる。
こんな形になってしまうのです。
 
様々な人は私を見ていますが、こうした人も、
仮にでも付き合ったり、
いやいやながらでも推されて彼氏を作って、良い仲になると、
急に目が覚めたようになります。
急に、心身が元気になるのです。
「彼は欠点もあるけれども、私がカバーできない範囲じゃないし、まぁ良いかな?」
「嫌な所もあるけど、お互い様だよね。悪い人じゃないし♪」
と案外、上手く行くものなのです。
 
性のつかえが取れて、元気が取り戻るからこそ、
未来も作っていけるのです。
 
男性も女性も、精神疾患にかかっている人が、
彼氏彼女ができると、 急に回復方向に行くと言う話があります。
これも、性が適切に開放されて、良い形になった場合です。
 
私の所では、そういった異性の紹介も一切できませんので、
どうぞご自身で見つけて頂きたいと思う次第です。
サイドビジネスで、結婚紹介所を経営すれば、いいのか?
と思ったりもする位なのですが…。
 
 
 
性の付き合い方が上手く行くと、
本当に、その人の人生が変わります。
健康も、収入も何もかもが、変わります。
どうぞ 悪くない相手を見つけてください。
良い相手を見つける必要は、全くありません。
 
 
最後に。
先日バズってた、高校倫理の教科書の1ページを載せておきます。
どうぞご参考に。
 
 
男女の仲は、致命的に大切です。
 
 
 
(体が良くなる恋愛 完)
(感謝)
    
   
セルフ整体道場・新宿天心會   吉田直樹 拝
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