本日、某サイト経由でご相談が寄せられました。
【 質 問 全 文 】
昨年から両太もも前面の硬直に悩まされています。
特に立っているときがひどく、今にも肉離れしそうな感覚です。
それと関連するかどうかはっきりしませんが、以下の様な既往症があります。
・5年ほど前にぎっくりに腰になり、それ以降、脚の神経痛が頻発。
・一度整体院に行き、骨盤がゆがんでいると診断された。
太もも前面については、
特に疲労や強い運動負荷がないのに出ており、
対処に困っております。
アドバイス頂けますと幸いです。
【 個 人 的 所 見 】
お求めの『アドバイス』は
自己対処方法のことと思い、述べさせていただきます。
両太もも前面の硬直
これは、バリアフリーが多くなった環境の中、
誰もが抱える慢性的な症状と言えます。
来院者の多くの方々が
この部位の施術時に
弱い圧でも強い痛みを感じています。
これは、
『特に疲労や強い運動負荷がないのに』と
明記されているように
使わなすぎた結果、筋肉の量的減退、筋力の低下が原因と
捉えるべきでしょう!
ですから、適度の体操やストレッチ、
屈伸やスクワット、坂や階段の昇降運動などの
筋力アップを目的とした筋肉運動を日常的に取り入れることが
肝要かと思います。
最初の頃は痛みを伴いますが、
受け入れられる範囲の強さで少しずつ続けることで
痛みは緩和~解消
症状も改善されていくことでしょう。
『今にも肉離れしそうな感覚』とありましたが
これは、筋肉の状態から感じられる場合もあります。
それは、血中塩分と筋肉細胞内のカリウムのバランスです。
従って、日常的な水分補給が出来ているかどうか・・・です。
1日2リットルの真水を飲めているかどうか・・・
☆ 飲めていないなら、(塩分濃度が高いので)
起床時から就寝直前までに『水を飲む』ことを実行しましょう!
☆ 飲みすぎて居るなら(塩分濃度が低すぎるので)
その水500mlの中に耳かき1杯くらいの塩を溶かして
飲むようにすれば、バランスがとれて
筋肉の疲れも緩和されると思います。
『5年ほど前にぎっくりに腰になり、それ以降、脚の神経痛が頻発。』
=ぎっくり腰が神経痛の原因というより
ぎっくり腰になり得た筋肉の凝り固まった状態が原因と
捉えたほうがいいかと・・・
『一度整体院に行き、骨盤がゆがんでいると診断された。』
=整体では『診断行為』はできませんから、所見で言われたのでしょうね?
『骨盤のゆがみがある』は、
『ある』だけを理解、認識しておきましょう。
『ある』から、『症状になった』と関連付けたり、原因と捉えるのは危険です。
参考になれば、活かしてください。
でも、強い痛みや症状のうちは
自己対処療法も大切ですが
自主トレなどの出来る状態までは
お近くの治療院にて取り戻されることを
お薦めします。