球児A君の場合・・・ | 大阪市の整体療術院 和海(なごみ)のブログ

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整体院の院長日誌です。

今日は高校野球準決勝


素晴らしいプレーで見る人を感動させている。


しかし・・・


同じように甲子園を目指していた一人の平凡な球児A君の場合


夢半ばで野球から遠のくことに!



A君は、小学生の頃から野球に興味を持ち


野球ができる環境で成長した。


中学校に入ってからはもちろん野球部に所属


チームの中で与えられたポジションで力を育て発揮していた。


いよいよ、高校野球部へと進んだ。


野球部の新入生同士も上級生とも


仲間意識、チーム意識を持ち


和気藹々と部活に励んでいた。


まさに、チーム一丸となるべく・・・



そんなある日、事件が起こった。


夏の大会を迎えるにあたって


チーム強化、特に、投手陣の強化を考えた監督が


中学校で投手としてそれなりの成績を積んできたA君に


投球練習をさせたのだ。



それで、チームは一変した。


翌日から、妬み、僻みから無視行動まで・・・


チーム一丸という和気あいあい感、仲間意識が消え去った。



1年生は


「なんで、お前だけが?」と矛先がA君に。


まるで、いじめ・・・?


2年生、3年生は


「なんで1年生なのに・・・?」と・・・A君と監督に。



A君に素晴らしい技量があったなら


チームで活かすことが


チームの求める勝利に近づくはずだったのに・・・



結果的に、この野球部は


予選2回戦で敗退。


それくらいの、チームでしかなかったってことでしょうか?



チームワークって?


自分の力量を培って


チームの中で求められるポジションで力を発揮することでは?


結果、チームで勝利を掴み取るもの・・・


これは、私だけの考え?



結局、A君は


あれだけ夢に見た高校での野球生活、


目指したかった甲子園への夢を諦めることを選択した。



勝てば『チーム一丸』


負ければ『だれだれのせい』がチームプレーの現実?


『自分が出たい!』


自分が出て、活躍できる、できないより


これが、みんなの思惑だろうか?



甲子園でプレーしている選手を


スタンドで応援している野球部員たち


限られた選手、選ばれた選手しか試合には出られないのに


部活を同じくこなし、チームの勝利を同じ気持ちで


願っていることを信じたいものです。