私がやっている施術の1つのやり方として
体の異常をスキャンしてその異常箇所を
正常反応に情報を書き換えるという
ものがあります。
そのやり方では、
一般的な整体で施術する対象の
筋肉・膜・関節以外にも
内臓や神経や脳なども施術対象です。
(対象の周辺にある神経の流れを正常にしているイメージになります。)
スキャンで検出されれば
体のどこの箇所でも調整力がはいります。
ただ、薬害や食の乱れなどにより
その方の治癒レベルが極端に低下している
場合は調整力がはいりづらかったり
調整スイッチがすぐに切れてしまうことは
あります。
最近、様々な方をスキャンすると
心臓の刺激伝導系がよく検出されることが
あるので改めて整理してお伝えしていきます。
〜刺激伝導系と血液循環の関係について〜
心臓は“電気”で動いていて
電気が流れることで筋肉が動き、
血液が全身へ送られています。
つまり、
電気(刺激伝導系)→ 収縮 → 血液循環
心臓には“電気の通り道”があり
心臓には、リズムよく動くための専用ルートがあります。
これを
刺激伝導系(しげきでんどうけい)
といいます。
心臓の「刺激伝導系」は、
別の言葉で簡単に言うと
心臓のリズム(拍動)を自動で作り、
順番よく全身へ血液を送る“電気配線システム”
です。
心臓には、心筋という筋肉がありますが
筋肉が勝手に縮んでいるわけではなく、
*電気信号(刺激)*で動いています。
簡単な流れとしては
洞結節 ⇒房室結節 ⇒ ヒス束 ⇒プルキンエ線維
① 洞結節(スタートボタン)
洞結節 は、
心臓右上(右心房)にあります。
ここが、
「トクン、トクン」
と電気を自動発生します。
つまり、
脈の始まりを決める場所であり
眠っていても止まらないのは、
ここが24時間働いているからです。
役割:
心拍数を決める
運動時は速く
睡眠時は遅く
など
② 房室結節(交通整理)
心臓は、ただドクドク動いているわけではありません。
実は、*順番通りに動くための交通整理システム*があります。
それが、
房室結節 です。
心臓は、
上の部屋(心房)
↓
下の部屋(心室)
の順番で動いています。
なぜこの順番が大切なのでしょうか?
もし、上(心房)が血液を送り終わる前に、
下(心室)が先に縮んでしまったらどうなるでしょう。
まだ血液が十分に入っていない状態で、
ポンプが動いてしまう。
つまり、
「準備が終わる前に発車する」
ような状態です。
効率よく血液を送り出せません。
そこで働いているのが、房室結節です。
房室結節は、
「はい、上が終わってから次!」
と、ほんの一瞬だけ電気信号を待たせています。
この“少し待つ”ことが、実はとても重要です。
このおかげで、
心房 → 心室
という順番が保たれ、
全身へ効率よく血液を送れるのです。
③ ヒス束〜プルキンエ線維(全体へ一斉伝達)
ここで刺激が左右の心室へ高速伝達されます。
すると、
左右の心室が
ドンッ!
と同時に縮みます。
この*刺激*で全身へ酸素が送られます
刺激のタイミングの左右差があると
全身への血液循環に影響がでることがあります。
●身体全体への作用
刺激伝導系が乱れると、
単に「心臓が悪い」ではなく、
全身に影響するケースがあります。
例:
脳
血流低下 ↓ クラッ めまい 失神前感 集中力低下
呼吸
息苦しい 呼吸浅い
腎臓
血流低下 ↓ だるい むくみ感
自律神経
脈が不安定 ↓ 不安感 ザワザワ感 疲れやすい
つまり、
刺激伝導系=全身への“血流タイミング管理システム”でもあり
刺激伝導系は“タイミング“を管理していることから
リズムが崩れると、脳・呼吸・自律神経・血流まで影響し、クラッとする・動悸・疲れやすさにつながることがあります。
そういった理由から
当整体では
刺激伝導系の調整=全身調整とも考えています。
本日は、心臓の刺激伝導系についてお伝えしました。


