整備記録:ジムニー車検整備2024その1 | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

勢州たぬき工房の木工したり直したり

2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
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こんばんは。たぬきです。

ジムニーの車検が近づいてきました。


まずはリアブレーキから。

ジャッキアップしてホイールを外します。

ドラムを外します。
中はキレイなものです。フルードの滲み等は無く、ダストブーツも健全でした。

シューの厚みも3mm以上有ります。
当たりも正常ですね。

ドラムも異常な摩耗等、不具合は見当たりません。よかったー。
元に戻してから、サイドブレーキのワイヤーを調整ネジ2回転分短くしました。
サイドの引き代からは、まだ詰めれそうです。でもまぁ、これ位にしときます。
ワイヤー式ですから左右のアンバランスはどうしても出ます。遊びを詰めると片側だけ引きずったりする可能性もあります。
旧い車です。何事もソコソコにしとこうと思います。

サイドブレーキのワイヤーをを詰めてたらマフラーの穴に気付きました。
マフラーを下ろして、過去に直したパッチを剥がします。新たに空いた穴の周りをハンマーで、トントン叩きます。すると、穴だらけです💦
コリャ駄目です。

鉄がすっかり痩せてしまってボロボロですね。叩くほどに穴が広がります。

PCケースのカバーを切ってバッチを作ります。

タガネで切り出してから、各種プレス加工を解いて1枚の鉄板に戻します。

パッチを貼ろうとワイヤーブラシを掛けると、熔接ビードにも穴が空いてます。

排気漏れとは関係なさそうですが念の為パテを押し込んでおきます。

穴だらけのマフラーにシリコーンを塗りたくります。

パッチを当ててブラインドリベットで固定します。

耐熱シルバーを吹いて粗を隠します。

車両に取付けて完了。
1日乾燥させてから明日結果を確認しましょう。取り付けに当たり、固着しやすいボルトにはスレッドコンパウンドを塗布しておきました。多分、再来年はマフラー交換になりそうだし。

と言った所で、今日はここまでです。

以上、たぬきでした。ではでは。