鉋:石堂無双寸八で長台摺台を打つ3 | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

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2018年に小さな工房を自分で建てました。
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こんばんは。たぬきです。


この無双も8月以来寝かしたままでした。

そろそろ、仕上げようと思います。  




摺台なので、木端を下面して立てた時にキチンと垂直が出てないといけません。
測定してみると0.5mm程ずれてました。なので手押しで修正します。

木端のカネが出たので下端を調整します。試しにペーパーを貼った定盤に当ててみると、大体4点接地が出ています。使ってれば今後も狂うでしょうから、まずはこれで使ってみます。
次に試し削りを。安定して削れますね。大丈夫そうです。

仕上げはオイルフィニッシュ。ベーパーで下端以外をサッと磨いてから桐油を原液のまま擦込みます。

鏡や馴染も擦込んで湿気による変形防止のオマジナイとします。

さぁ、これからたぬき工房の摺り台の1軍としてがんばってもらいましょう。

と言った所で、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。