製作:台直し定規第9ロットを作る1 | 勢州たぬき工房の木工したり直したり

勢州たぬき工房の木工したり直したり

2018年に小さな工房を自分で建てました。
包丁や大工道具を研いだり直したり。
他も色々作ったり直したり。
元々は生産設備の開発屋。
Twitterにも同じハンドルで出ています。日々の最新情報はTwitterへ。

こんばんは。たぬきです。

前回作った台直し定規をまた作ります。

構造は同じ。材質は変えてみますよ。


アリ溝の女木は前回白樫。今回はイチイ樫。

アリ溝の男木ほ前回と同じイチイ樫。

竿は前回地元美杉桧。今回は栂。


栂を木取りしました。木目が美しい。

この時11/20日曜日。金曜日に完成品を送りたいんだけど、間に合うかな🤔


栂は美しい上に被削性って言うのかな、加工もやり易くて楽しくなります。

各部品が出来てきました。
今度は左手前のイスノキを切り出します。

写真のカネジュン7寸縦挽きで刻んでゆきます。よく切れる素晴らしい鋸です。

部品が出来たら接着します。

この時点で23日水曜日。ほとんど完成に見えますが、ここから竿の長さや段違いを揃えます。そして面取り等、細い作業が続きます。

ようやく形が出来ました。仕上として桐油を調合して塗布します。とうとう24日。送る前日になりました。もう25日は生乾きのまま持っていくしかありません。

1個は組み立て中に女木が割れました。木取りする時にヒビに気付かなかったのでしょう。瞬間接着剤で接着しましたが、これはボツですね。使う分には問題ありませんが。

と言った所で、今日はここまでです。
以上、たぬきでした。ではでは。