こんばんは。たぬきです。
大変お久しぶりです。コロナ禍の中皆さまいかがお過ごしでしょうか。
たぬきは元気です。3月になって39℃の高熱と下痢に見舞われ、すわコロナ?にしては呼吸器症状がまるで無い。何だろうなぁ?と伏せって居りました。病院に行ったら胃腸風邪との由。大事なく済みました。
4月は椎間板ヘルニア再発です。痛かった。これも一週間で無事回復。アラフィフですね。
さて、ジムニーのクラッチ交換です。
購入時から張り付き気味で、なにかの拍子に停止状態から1速に入らない。1速に押し付けるとシンクロナイザーにより車が前に出ようとします。クラッチをガコガコ踏んで再度1速に入れると何とか入ります。クラッチ滑りはありません。
症状が無い時は全く無くて不思議な事が続いてました。
予想してたのは、クラッチディスクの反りやクラッチカバーのガタ。クラッチ一周の内、決まった角度だけ張り付くというか引きずっているのでは?と思ってました。
と言う訳でジャッキアップしましょう。
前軸は馬とバッテリー。後ろ軸はブロックとガレージジャッキで支えています。落ちてきたら敵わんもんね。
バッテリーの接続、インタークーラー、インマニのステー、セル、バックスイッチのカプラーを外します。
ミッションの取付けボルトも緩めておきます。
こんな作業をしてると、つくづくこの頃のジムニーはスカスカで楽だなーと思います。
プリウスなら、こんな作業はやる気にもならないですね。MT仕様は無いけど。
ミッションオイルを抜きます。
シフトレバーを抜きます。
シフトレバーの支点を支える赤い座がボロボロになってます。これは交換ですね。
クラッチケーブルを外します。
ミッションとファー間のペラシャを外し、ファーのマウントを片側外しておきます。
ミッションのリアマウントを外して、ペラシャの後端をファーの上に出してから後方に一旦ずらして前方に引抜きます。
ミッション下のバーを外し、ミッション前方下部のカバーを外し、ミッション取付けボルトを外します。
あとは気合でミッションを引き抜きます。ジムニーのミッションは軽いので寝ころんだまま両手で支えられます。
クラッチを外します。
フライホイールが見えますね。これも外します。
この辺りの作業はクラッチダストで黒い粉粉まみれです(泣)
フライホイールが外れました。
ミッションをマジックリンで洗います。
レリーズベアリングを引き戻すスプリングピン(ロールピンとも)が擦り切れてボロボロです。
抜こうとしたら折れました(泣)
レリーズフォークを抜くには青銅ブッシュを抜く必要があります。しかしそんな特殊工具なんて持ってるはずもなく。
作るの時間がかかるし。泣く泣くポンチで打抜きます。思った通りブッシュもシャフトも傷だらけ。
ようやくロールピンが抜けました。こういう仕事は残念だなぁ。
もっと時間に余裕があれば特殊工具も作れるんだけど。
抜けたロールピン。やれやれ。
レリーズフォークもブッシュも傷を削り、出来るだけきれいにします。
傷だらけのシャフト。やだねー。
疲労破壊の起点にならない様にヤスリで滑らかにします。
新品を打込みました。
と言ったところで今日はここまでです。
以上たぬきでした。ではでは。