こんにちは、福島県二本松市と本宮市で酒屋やってます。
勢州屋の太田きょうじゅです。
一昨日、社交飲食業生活衛生同業組合さんの総会にご招待いただいて懇親会に参加してきたのですが、そこでとても嬉しいニュースが入ってきました。
それがこれです!
全国新酒鑑評会金賞受賞数!全国1位!
しかも、今年で四年連続です!
皆さん、福島のお酒!美味しいんですよ!!
毎年今頃に全国の蔵元が造ったお酒を専門家の方々が利き酒をして、良いお酒には入賞を、その中でも特に素晴らしいお酒には金賞が与えられるのですが、その金賞を取った数が福島県が都道府県の中で一番多かった、ということです。
福島県は全国でも蔵元の数も多い方ですが、それでも18もの金賞を取れたということは本当にすごいことなんです。
同郷としてやっぱり嬉しいですし、福島県の酒屋として誇らしいですね。
そこで、これからお客さんに聞かれるであろうお酒のことについて少し書きます。
県の鑑評会でもそうなのですが、金賞の発表があるとお客さんから「今年金賞を取ったお酒はありますか?」というお問い合わせをいただきます。
もちろん取り扱いのある銘柄もあれば、ない銘柄もあるのですが、
酒蔵さんでこの鑑評会に出品するときって、一般に販売されているお酒とは違うこともあるんです。
全ての蔵元さんに当てはまる話ではないのですが、
鑑評会に出品するお酒って、タンクを何本分か造ってその中で一番いいと思えるものを出品する蔵元さんがあります。
鑑評会に出品するお酒は、特に細心の注意を払いながら全身全霊を込めて造られるのですが、当然酵母や麹など微生物がかかわるお酒造りなので、3本造れば3本とも微妙に味わいに違いが出てくるらしいです。
※実際に飲み比べで試飲させていただいたことはないのですが、なるほどですよね?
そうやって数本造った中でも、鑑評会の利き酒の当日に一番いい状態を迎えられそうなお酒を選んで出品するんです。
じゃあ、その他のお酒は?というと、一般に販売されているお酒は、同じクラスのお酒をブレンドして味わいを均一にして販売されることが多いんです。なので、出品酒にならなかったお酒はそのような形で出荷されているようです。
※もちろん本当に微妙な味わいの違いで、出品酒に選ばれなかったお酒もとても美味しいお酒ばかりですよ。
じゃあ金賞を取ったお酒だけを瓶詰めしたものはないのか?と思いますよね?
金賞を取った蔵元さんの中には、数量限定で金賞を取ったタンクのお酒だけを詰めたものを販売してくださるところもあります。(酒飲みとしては、ありがたいですね!!)
よく「○○鑑評会金賞受賞酒」なんて感じで、首かけされてたり、ラベルに印刷されてたりするものが、それです!
今年も金賞を取られた蔵元さんで発売になる予定のリストが問屋さんから届きました。
全種類を扱うのは色々と難しいのですが、当店も数蔵元さんのお酒を仕入れようかな?って思ってます。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!
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