自然派ワインが好きです。 | 燗酒好きのカピバラさんの日常

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福島県二本松と本宮の葬儀屋さんの隣でで酒屋をやっています。お酒の事、日常の気づき、趣味の読書の事など書いています。blogを見てお酒に興味を持って貰えたら嬉しいです。

自然派ワインて知ってますか?



こんばんは、福島県二本松市と本宮市の葬儀屋さんの隣の酒屋
勢州屋の4代目、太田きょうじゅです。

みなさん自然派ワインて知ってますか?

正確に定義するのは難しいのですが、ビオワインやビオデナミワインなどの総称です。

ビオワインというのは、有機農法で作られた葡萄で造るワイン。

ビオデナミというのは、

「オーストリアの人智学者、ルドルフ・シュタイナーが1924年に行った『農業講座』に基づき、農業暦(太陽暦)にしたがって宇宙のリズムに則って農作業を行う」こと
*「ヴァンナチュール 自然なワインが美味しい理由」からの抜粋です。




はい!私には、ちんぷんかんぷんです!!( ̄▽ ̄;)

人智学?農業暦?
すみません。勉強不足です。

他の本で読んだことだと、月の満ち欠けなどによって栽培の様々な行程を行っている栽培方法のようです。もちろん、人工的な農薬や肥料などは極力使わないで行われているようです。


このワインを初めて試飲したのが、2009年の東京で行われたワインの試飲会でした。
色々な輸入業者さんや国産のワイン蔵さんが集まって開催されたワインの試飲会です。

いつもお世話になっている業者さんなどのブースを回りながら、色々なワインを試飲していました。
もちろん、取引のない業者さんも多数出展されています。

そんな業者さんのワインも、

「せっかく東京まで来たのだから肝臓が大丈夫なうちは試飲しよう!!」

と思って、色々と徘徊してました。
↑周りから見るとかなり挙動不審な感じがしたと思います。


その中で、一軒の業者さんのブースに置いてあったのが、自然派ワインでした。

ヴァンクールという輸入業者さんの、「ヴェイユー ガメイ」というワインです。
(残念ながら今は取り扱っていません。)

それまでももちろんワインは飲んでました。

どちらかというとフルボディのしっかりとした赤ワインや樽熟成された濃い味わいの白ワインなどが大好きでした。
*もちろん今でも、それらのタイプのワインも大好きですよ!!

でも、その「ヴェイユー ガメイ」は、全く逆の味わいでした。

「とても優しく軽い味わいなのに、葡萄の旨みがしっかりと感じられる」そんな感じです。


私の独自のイメージなので、共感していただけるかは微妙ですが、

「出汁」って、しっかりひいてあるとあまり味付けしなくても美味しさを感じるって言うじゃないですか?

そんなイメージが近いと思ってます。
*ごめんなさい、まだまだ味わいの表現が下手くそです。


また、雑誌などでは「薄旨」なんて表現もされてます。


もちろん、お酒は好みのものですので、これまでに飲んできた自然派ワインの生産者さんのワイン全てが美味しいと思ったかというと、そうではありません。

それは、一人ひとりの好みですので・・・。( ̄▽ ̄;)

でも、それ以来色々な試飲会で自然派ワインを飲んできて感じるのは、
「身体に優しく染み込むような味わい」

こんな感じです。


M・ラピエールやダールエリボ、レスカルポレット、マルクテンペなど
好きな生産者さんも出来てきました。

どんな味わいといわれると、まだまだ上手く説明できないのですが・・・。


もし、レストランや酒屋さんで置いてあったら、たまに冒険して挑戦してみてください。
疲れた心をそっと癒してくれるかもしれませんよ。


お酒を通して、皆さんに楽しい縁がたくさん結ばれますように!!


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