阪急電車の「ちいかわ」編成をまとめて紹介します | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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今年もこれから暑い時期になる・・・

この週末は特にネタと呼べるものの飛来がなく、天気が悪かったこともあって2日間とも撮影には出ずに完全OFFとし、昨日は歯医者の診察後に近場で買い物、今日は午前中に門真にある三井アウトレットパークに行き、少し買い物もしてきました。

 

さて、撮影に出なかったことで今週の記事はどうしようかと考えたのですが、新鮮味に欠けるのですが、阪急電車の「ちいかわ」編成を整理の上、まとめてみたいと思います。

阪急では昨年8月4日から今年の3月30日まで「ちいかわ×阪急電車コラボキャンペーン」を開催しており、各線に1本ずつラッピング編成を運行しているほか、支線でのヘッドマーク掲出、フォトスポットやスタンプの設置、デジタルスタンプラリーの開催、コラボフードやコラボグッズの販売などが行われています(ただし、現在はラッピング編成の運行、ヘッドマーク掲出、コラボグッズ販売以外は終了しています)。また、今回のキャンペーンに合わせて、阪急バスでもラッピングされた車両の運行が行われています。

各線のラッピング編成については、ちいかわたちが阪急沿線でおでかけする様子が描かれており、車内の中吊りポスターやステッカー類にもコラボイラストがデザインされたものになっています。さらに、乗務員室にはキャラクターのぬいぐるみが添乗しています。ヘッドマークは各線とも大阪梅田方がメインとなる各キャラクターのもの、神宝京方はメインキャラクター(ちいかわ、ハチワレ、うさぎ)がデザインされた共通デザインのものになっています。また、このラッピング編成については同社のHPで1週間の運行予定を確認できるようになっています。

では、ここから各線で運行されているラッピング編成とヘッドマーク編成を順に紹介していきます。

 

神戸線ラッピング編成(ハチワレ号) 1000系1017F

(上)2023.11.3 塚口~園田間 

(下)2023.12.9 武庫之荘~西宮北口間

 

神戸線はちいかわの親友で、メインキャラクターでは唯一会話ができる猫のキャラクター「ハチワレ」がメインデザインとなっています。先頭車の側面には、神戸の海辺やポートタワー、南京町などで過ごすちいかわ、ハチワレ、うさぎが描かれ、このほかにモモンガとラッコも描かれています。なお、中間車には戸袋部分にステッカーが貼られており(このステッカーは各線のラッピング編成で共通です)、車内には天井部分にちいかわたちが電車に乗って出かけているステッカーが貼られています。選ばれたのは1000系1017Fで、神戸線全線と神戸高速線のほか、平日朝の準急で今津線の宝塚まで入線します。

 

神戸線支線ヘッドマーク編成(ハチワレ) 6000系6001F,6012F,6014F、7000系7034F→6000系6004F

(上)6001F 2023.8.5 稲野~塚口間

(下)6014F 2023.8.5 稲野~塚口間

 

先にも触れましたが、今回は各支線でもコラボHMが掲出されており、制服を着用したメインキャラクターたちが描かれたデザインとなっています。神戸線の支線用HM編成は、制服着用のハチワレがデザインされ、6000系3本と7000系1本の計4本に掲出され、全編成が伊丹線で運用されています。なお、昨年8月の運用開始当初には6000系6008FにもHMが掲出されていましたが、11月に6012Fのワンマン対応改造が終了した際にHMが同編成に差し替えられました。また、8月下旬から9月中旬まで7034Fが検査入場した際には、一時的に6000系6004Fに装着されていました。なお、伊丹線はキャンペーン終了直前の今年3月23日よりワンマン運転が開始予定されており、現在ワンマン対応改造と検査入場中の6004Fが出場した際には、ワンマン非対応となっている7034FとHM差し替えが行われるとみられます。

(2/21追記)2月中旬に6004Fが出場し、7034FとHMの差し替えが行われました。

 

宝塚線ラッピング編成(ちいかわ号) 1000系1004F

(上)2023.11.9 服部天神~庄内間

(下)2023.8.5 庄内駅付近

 

続いては宝塚線のラッピング編成ですが、ここは主人公でもある「ちいかわ」がメインデザインとなっています。先頭車の側面には、たこ焼きを食べるちいかわ、ハチワレ、うさぎや大阪梅田のHEP観覧車、伊丹空港、箕面の滝、宝塚大劇場が描かれ、大劇場のシーンにはモモンガも描かれています。また、ちいかわと、オリジナルキャラクターであるマルーンの鎧さんがドアステッカーにデザインされています。選ばれたのは1000系1004Fで、宝塚線全線に加え、平日朝と夜の特急「日生エクスプレス」で能勢電鉄の日生中央まで入線します。

 

宝塚線支線ヘッドマーク編成(ちいかわ) 5100系5132F,5134F,6000系6024F,7000系7031F,8000系8030F

(1枚目)5132F 2023.11.3 箕面~牧落間

(2枚目)7031F 2023.11.3 箕面~牧落間

(3・4枚目)8030F 2023.8.5 石橋阪大前~桜井間

 

続いては宝塚線支線のHM編成です。デザインは制服着用のちいかわとなっており、5100系が2本、6000系、7000系、8000系が各1本の計5本に掲出され、全編成が箕面線で運用されています。こちらも昨年8月の運用開始当初は8000系8040Fに装着されていましたが、同年11月に6024Fのワンマン対応改造と検査入場が終了し、HMが同編成に差し替えられました(なお、8040Fは7024Fと組んで8連に復帰し、宝塚線で運用されています)。

(2/21追記)7031Fは2月10日から約1か月間、「箕面」のオリジナルHMに差し替えられています。

 

京都線ラッピング編成(うさぎ号) 1300系1301F

(上)2023.11.3 茨木市~南茨木間

(下)2023.8.5 千里山~南千里間

 

続いては、京都線のラッピング編成です。同線はちいかわの親友で、メインキャラクターの1体である「うさぎ」がメインデザインとなっており、側面は京都の大文字をバックにをお茶で一服するちいかわ、ハチワレ、うさぎや、伏見稲荷大社、嵐山の竹林と人力車(曳いているのは鎧さん)が描かれています。また、車内の貫通路横には、ちいかわ、ハチワレ、うさぎがデザインされたステッカーが貼られています。選ばれたのは1300系1301Fで、京都線・千里線の全線のほか、大阪メトロ堺筋線でも運用されています。

 

京都線支線ヘッドマーク編成(うさぎ) 6300系6351F,6352F,6353F

(上)6351F 2023.8.5 松尾大社~上桂間

(下)6352F 2023.8.5 上桂~松尾大社間

 

最後は、京都線支線のHM編成です。デザインは制服着用のうさぎとなっており、6300系の3本に掲出され、全編成が嵐山線で運用されています。なお、昨年9月下旬から10月中旬にかけては6351Fが検査入場していたため、代わりに6連の8300系8312FにHMが装着され、嵐山線の運用に入っていました。

(2/21追記)2月中旬に6352Fが検査入場したため、代わりに6連の7300系7321FにHMが装着され、嵐山線の運用に入っています。代走運用は1か月程度とみられます。