本日の目玉はステイしていた超大物の出発(10/26関空その1) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

今年もこれから暑い時期になる・・・

早いもので今年も残り2か月程度となりました。ちょうど今の時期が一番過ごしやすい気候になるのですが、今日はジャンパーを着ていると朝はちょうどいい感じだったのですが、昼間になると少し暑かったですね。寒暖の差も出てきますので、体調を崩さないように気をつけたいものです。

 

さて、本日は2週間ぶりに関空へ出撃してきました。前日にFlightraderをチェックしていると、KEのA220で50周年のスペマーのうち未撮影だったレジが関空に向かっており、この日お泊りが確定だったことから、出発を狙うことにしたのですが、一つ気になったのが、20日の深夜に羽田に飛来し、その後関空にフェリーされていた超大物の機体でした。この機体は、天皇陛下の即位の礼関係で飛来していたオマーン国王の搭乗機だったのですが、念のためにFlightraderで滞在中の機体をチェックしたところ該当する機体のレジは出ていなかったのですが、履歴をチェックしてみると関空にステイしたままのようで、ひょっとすると今日羽田あたりにフェリーされる可能性があると思い、こちらの動向も気にしておくことにしました。

行きは一般道経由で向かい、8時半前に到着。まずはKEの出発を狙うために、「Sky View」に入ります。

 

KLMオランダ航空 B777-200ER(PH-BQG) 100周年ロゴ入り

867便 アムステルダム発

 

ちょうどKLMがAランに降りてきたので、スターボード側を撮影。

 

ノックスクート B777-200ER(HS-XBB)

111便 バンコク(ドンムアン)行き

 

ノックスクートは出発が早いので、なかなか関空では狙いにくいのが難点。上がりは本家スクート譲りの低さです。

そして、定刻より若干遅れて、本来のこの日の狙いだった機体が出発です。

 

大韓航空 A220-300(HL8311) 創立50周年記念

734便 済州行き

 

現在日本路線で飛来することのあるKEの50周年スペマーのうち、A220のこの機体のみなかなか撮影できずずっと残っていたのですが、本日ようやく撮影となりました。KEの済州線は冬スケからの運休が決まっており、A220も関空にはしばらく来なくなってしまうため、この週末で撮影できないとチャンスが激減することになり、まさにギリギリで地元で撮影することができました。

ここで、一度気になっている超大物の状況を詳しく確認してみるため、関空の連絡橋を電車で往復してみることにしました。空港に戻る電車の中からその機体を発見したので、取りあえず狙ってみます。

 

上の画像の真ん中、下の画像の左の機体が本日のお目当てである、オマーン・ロイヤル・フライトの747SPです。ただ、ここからではさすがに遠すぎて、出発準備をしているのかどうかまではさすがにわかりませんでした。電車の窓ガラス越しなので、高速シャッターにしても証拠レベルにしかなりませんが、取りあえず確認することはできました。

この時点では滑走路運用はまだR/W06だったので、空港に戻った後は、離陸機狙いで第2駐車場に入りました。

 

大韓航空 B787-9(HL8081) 創立50周年記念

722便 ソウル(仁川)行き

 

連絡橋を渡っている最中にR/W06Rに向かっていたKEの789の50周年スペマー、上がりに間に合ってしまいました(苦笑)。

 

マレーシア航空 A350-900(9M-MAC) Malaysia Negaraku

53便 クアラルンプール行き

 

MHのネガラクの上がりも、ここで狙ったのは初でした。

 

868便 アムステルダム行き

 

KLMの離陸は、ほぼ真横位置で出てきたのですが、ちょっとタイミングがズレてしまいましたね。

そして、このあとVNの78Xが上がってくるのですが、エアバンドでデリバリーからランチェンの指示が出ていたので気になってFlightraderをチェックしてみると、既に24Lに向かっていることが判明。グランドを聞いていた際にこの便がプッシュバック要請時には06Rに向かうように指示されていたのですが、タキシング開始の時点で24Lに向かうよう指示が変わったようで、この時点で撮れないと悟り、残念ですが諦めました(ちなみに、今日は今月デリバリーされたばかりの3号機が来ていたのですが、この機体、実は100機目のステッカー付きというスペマーになっています)。

ランチェンしたということで、超大物は24Lから出る可能性もあり、再び「Sky View」に入ります。戻ってみるとすでに100人近い方々がデッキに出ており、最前列には入れそうになかったため、急遽脚立を用意し、出入り口に近い後方で待機することにしました。

 

アシアナ航空 A350-900(HL8362)

111便 ソウル(仁川)行き

 

アシアナのA359は、冬スケから成田線にも投入が決まりました。ちなみに、この機体も今月デリバリーされたばかりの新品です。

そして、お目当てがなかなかデリバリーに入った感じがしないまま、昼前になり・・・

 

ネパール航空 A330-200(9N-ALY)

411便 カトマンズ発

 

ネパールが転がってきたのですが、一番南側でこちらを向いている機体を見て「あっ」と気が付きました。いよいよ本日の目玉である超大物が動き出すようです。

グランドの交信を慎重に聞き、タワーに引き継がれたのを確認。そして、デッキの視線を一堂に集めながら24Lエンドにやってきました。

 

オマーン・ロイヤル・フライト B747SP(A4O-SO)

 

今回の天皇陛下の即位の礼関係で飛来した機体の中でも最大の注目を集めていたのが、オマーン国王夫妻の搭乗機として用意されたこのB747SPでしょう。当時運航されていた747-100の機体を短縮し、10,000㎞以上の航続距離を実現させ、東京~ニューヨーク間の無給油飛行を実現させた機種で、かつてはイラン航空の定期便として成田に姿を見せていましたが、製造数が45機と少ない上、機体自体が経年35年以上となっているものが多く、既に民間の機体は全て退役しており、残っているのはサウジアラビアやイエメン、オマーン等が保有するVIP用の機体とラスベガス・サンズが保有する機体、そしてNASAが保有する同機ベースの訓練機などとなっています。上でも触れていますが、国王来日の際は羽田に到着したのですが、到着したのは20日の午後11時ごろだったため、P3駐車場から狙われた方が多かったようです。その後21日の未明に関空にフェリーされたようで、そこからしばらく関空にステイしていましたが、本日国王夫妻が離日されたようで、そのためにフェリーされたようです。ちなみに、コールサインは「Oman2」となっていました。

 

滑走路へのラインアップで両面しっかりいただきました。離陸滑走後のエアボーンは早かったので、行き先は近場ではないかと推測したのですが、後でFlyteamの投稿等で広島へ向かったことがわかりました。どうやら国王夫妻は広島から帰国の途に就いたようですね。

目玉だった超大物が去り、デッキは少し落ち着いた雰囲気になりましたが、この日の関空にはまだ当たり機材があり、ダイナスティーカーゴの60周年が向かっていたので、Bラン側で待機します。

 

ジェットスター・アジア航空 A320-200(9V-JSB) NORTHERNTERRITORY.COM

763便 シンガポール発(マニラ経由)

 

昼間に到着したJet★は久々に飛来したオーストラリアのスペマー機。

 

チャイナエアライン A330-300(B-18311) SKYTEAM

152便 台北(桃園)発

 

ダイナスティーのスカチーの降りを撮影後、そのまま待ったのですが、Bラン側のタワーにダイナスティーカーゴが入ってこないので、周囲の方も含め「まさか24Lに降りるのか」と思い急遽移動することにしました。そして、1機前を飛んでいたANAが24Lに降ろされたのを確認後・・・

 

チャイナエアライン B747-400F(B-18701) 創立60周年記念

5155便 ロサンゼルス発

 

定刻より約1時間半の遅れで飛んでいたので、到着は12時半前の予定だったのですが、この時間に24Lに降ろされるのは想定外で、撮り直したかったスターボード側の撮影に加え、まさかの連絡橋バックのショットまでモノにしてしまいました。

この後昼食にしたのですが、この間に再度ランチェンがあり、再びR/W06となりましたので、この機体を撮影後、再び第2駐車場に移動しました。

 

フィリピン・エアアジア A320-200(RP-C8975) PUREGOLD

188便 マニラ発

 

フィリピン・エアアジアのこちらのスペマーは撮影済みのレジ。ちなみに、この「PUREGOLD」は、地元のスーパーのチェーン店だそうです。

 

764便 シンガポール行き(マニラ経由)

 

第2駐車場に移動して少ししてから、Jet★のスペマーが離陸してきました。

 

153便 台北(桃園)行き

 

ダイナスティーのスカチーの上がり、なかなかいい感じに決まりました。

 

412便 カトマンズ行き

 

今日のネパールは少し引っ張り気味の離陸。

 

5155便 台北(桃園)行き

 

ダイナスティーカーゴは台北に帰る便なので少し早めに上がってくると予想し、いい感じでいただけました。スペマーがきれいに入るようにするには、若干後追いにした方が良いですね。

 

189便 マニラ行き

 

最後はフィリピン・エアアジアの離陸を撮影。追い風気味だったのですが上がりは早かったので、ここで狙って正解だったかもしれません。