アライアンスカラーの塗装機シリーズ④(スターアライアンスその4) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

今年もこれから暑い時期になる・・・

今週は土曜出勤のスケジュールなので、明日に久々の平日非番が入っています。最近は週末に狙い目となる機体の飛来がなく、なかなか撮影に出られない状態が続いていますが、そろそろ何か撮りに行かなければ本当にネタが尽きてしまうかも(汗)。ちなみに、今回の記事は週末にあらかじめ作成していたものを日時指定投稿でアップしております。
 
さて、何回かに分けてアップしてきましたスタアラ塗装機の紹介ですが、今回でラストになります。最後は南北アメリカ、そしてオセアニアの会社の機体です。
 
㉓エア・カナダ(1997年創設時メンバー) 4機保有
A330-300(C-GHLM,C-GEGI,C-GEGP)、A321-200(C-GITU)
 
イメージ 11
イメージ 12
B767-300ER(C-FMWY) ※移籍により消滅
2枚とも2014.1.3 成田国際空港
 
まずは、カナダのフラッグキャリアであるエア・カナダ。1997年のスタアラ創設時のメンバーでもあります。現在のスタアラ塗装機は4機体制で、A333は主に欧州路線を中心とした国際線で運航され、A321はアメリカ路線とカナダ国内線で運航されています。A333の「C-GHLM」はごく短期間だけ日本路線に充当され成田に飛来したことがあるほか、海外整備のため羽田や成田に立ち寄った実績もあります。かつては、763やA320にもスタアラ塗装機がおり、前者は日本路線にも充当されて成田に飛来していましたが、2014年にエア・カナダ・ルージュに移籍しルージュの標準塗装に塗り替えられたため、消滅しています。また、後者は2019年から2020年にかけて退役となっています。
 
㉔ユナイテッド航空(1997年創設時メンバー) 11機保有
B777-200ER(N218UA,N794UA,N78017,N76021,N77022)、B767-400ER(N76055)、B767-300ER(N653UA)、B757-200(N14120)、B737-800(N14219,N26210,N76516)
 
イメージ 13
イメージ 14
イメージ 15
B777-200ER(N218UA)
1枚目 2012.11.18 関西国際空港 ※旧塗装時代
2枚目 2016.1.10 成田国際空港
3枚目 2013.9.29 関西国際空港
 
イメージ 16
イメージ 17
B777-200ER(N794UA)
2枚とも 2013.5.4 成田国際空港
 
イメージ 1
イメージ 2
B777-200ER(N78017)
1枚目 2012.12.24 成田国際空港
2枚目 2012.9.16 成田国際空港
 
イメージ 3
イメージ 4
B777-200ER(N76021)
1枚目 2016.1.10 成田国際空港
2枚目 2013.8.14 成田国際空港
 
イメージ 5
イメージ 6
B777-200ER(N77022)
1枚目 2016.8.9 成田国際空港
2枚目 2014.1.3 成田国際空港
 
イメージ 7
イメージ 8
B737-700(N13720) ※退役済
1枚目 2013.5.18 関西国際空港
2枚目 2013.4.20 中部国際空港
 
イメージ 9
イメージ 10
B747-400(N121UA) ※終了
1枚目 2012.8.15 成田国際空港
2枚目 2013.8.14 成田国際空港
 
続いては、こちらも1997年の創設時メンバーであるユナイテッド航空(UA)です。保有機の多さに比例して、実に11機が現在スタアラ塗装として運航中です。772は主に長距離国際線で運航され、日本路線にも時折アサインされますので、成田・羽田・関空で見かけることができます。一方、764は大西洋路線での運航、763は主に大西洋路線と南米方面の路線での運航、752は国内線と大西洋路線での運航となっており、これらは日本では見ることができません。738は主にアメリカ国内線で運航されていますが、近隣国への国際線でも使用されています。なお、かつては737-700やジャンボにもスタアラ塗装が在籍しており、前者はグアムベースで運航されていたので、日本路線にもよくアサインされて飛来しており、後者も日本路線にアサインされていたため、成田や関空で見かけることができました。
 
㉕アビアンカ航空(2012年加盟) 13機保有
A330-200(N279AV、N280AV,N342AV)、A320-200(N195AV,N454AV,N477AV,N536AV,N688TA,N689TA,HC-CJW)、A319-100(N519AV,N522TA,N524TA)
※N522TA,N524TAはアビアンカ・エルサルバドル、N689TAはアビアンカ・コスタリカ、HC-CJWはアビアンカ・エクアドルの保有
続いては、南米・コロンビアのアビアンカ航空です。日本では馴染みのない会社ですが、現存する航空会社としてはKLMオランダ航空に次いで世界に2番目に古い歴史を持っています。保有機数に反してスタアラ塗装機の割合が多いのが特徴で、系列会社が所有するものを含め、加盟会社の中では2番目に多い13機が運航されています。A332は南米諸国やアメリカ本土への国際線で運航されており、A320は国内線とカリブ海諸国や南米諸国への国際線で運航、A319は国内線のほか、本体所有機はアメリカ本土への国際線でも運航されています。
 
㉖コパ航空(2012年加盟) 3機保有
B737-800(HP-1728CMP,HP-1823CMP,HP-1830CMP)
続いては、パナマのコパ航空。こちらも日本では馴染みがないですが、デザインがかつてのコンチネンタル航空をほうふつとさせます。スタアラ塗装は738の3機体制となっており、主にアメリカ本土や南米方面への路線で運航されています。
 
㉗ニュージーランド航空(1999年加盟) 1機保有
A321-200NX(ZK-OYB)
最後は、オセアニアから、ニュージーランド航空です。以前はA320が1機在籍し、オーストラリアやサモアなどの近隣諸国への国際線で運航されていましたが、2020年8月に退役し、しばらくスタアラ塗装機を保有していない状態となっていました。しかし、2022年11月に登場したA321neoが約2年3か月ぶりに同塗装で登場し、現在は国内線で運航されています。この機体は、スタアラ塗装では初となる全体が黒で塗装された機体となり、スタアラロゴや社名ロゴは白で記載されています。