アライアンスカラーの塗装機シリーズ②(スターアライアンスその2) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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今年もこれから暑い時期になる・・・

本日も朝から雨模様で台風が接近中、加えて体調も思わしくないということもあって自宅でのんびりしています。選挙の投票は金曜日に期日前で済ませていますので、明日からの勤務に備えて体をゆっくり休めておきましょう。
 
では、早速本題に参りましょう。昨日に引き続きまして、スタアラ塗装機の紹介をしていきます。
 
⑥タイ国際航空(1997年創設時メンバー)2機保有
A350-900(HS-THQ,HS-THU)
 
A350-900(HS-THQ)
2枚とも 2024.3.24 関西国際空港
 
A350-900(HS-THU)
2枚とも 2024.5.12 関西国際空港
 
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B747-400(HS-TGW) ※退役済
1枚目 2016.1.9 成田国際空港 ※15周年ステッカー付き
2・3枚目 2017.4.18 関西国際空港
 
A330-300(HS-TBD) ※退役済
2枚とも 2019.7.13 成田国際空港
 
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A330-300(HS-TEL) ※退役済、15周年ステッカー付き
2枚とも 2013.10.13 福岡空港 
 
タイのフラッグシップキャリアであるタイ国際航空(TG)は、1997年のスタアラ創設時からのメンバーの1社。2022年初頭以降、しばらくスタアラ塗装機がいない状態が続いていましたが、2023年11月に投入されたA359の「HS-THQ」がスタアラ塗装で登場し、この状態が解消されました。この機体は現在は主にバンコク~ソウル線で運航されていますが、2023年12月にセントレアへ飛来し、日本路線へ初充当となりました。翌2024年1月には関空へ、同年3月には羽田へ、同年5月には成田へも飛来しています。さらに2024年4月にはA359の2機目のスタアラ塗装として「HS-THU」が登場し、こちらもソウル線をメインに運航されていますが、就航翌月の同年5月に関空へ飛来し、日本路線へ初充当されています。過去にはA333に2機在籍しており、このうち「HS-TBD」は2018年10月に新たに登場した2代目で、主に中距離国際線で運航されましたが、2020年3月に退役となり、長期ストア後2022年に入ってから塗装が解除され、同年4月に香港にフェリーされています(なお、塗装解除後も、白一色で尾翼が黒のままというスタアラのデザインをとどめた状況になっていました)。日本路線には登場翌月の2018年11月にセントレアに初飛来し、その直後には成田にも飛来、さらに12月に入ってからは福岡へも飛来しています。一方、初代のA333だった「HS-TEL」はタイ国内線を中心に運用されていましたが、2017年8月末にドイツのドレスデンにフェリーされ、翌9月に退役となりました。また、B747は現役で最後まで残ったスタアラジャンボで、日本路線にもよくアサインされていましたが、A333の「HS-TBD」と同じ2020年3月に退役となりました。
 
⑦シンガポール航空(2000年加盟) 4機保有
B777-300ER(9V-SWI,9V-SWJ,9V-SWM)、B737-8-MAX (9V-MBL)
 
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B777-300ER(9V-SWI)
1枚目 2012.8.16 成田国際空港
2枚目 2016.8.10 羽田空港
 
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B777-300ER(9V-SWJ)
2枚とも 2017.1.7 成田国際空港
 
B777-300ER(9V-SWM)
2枚とも 2019.9.14 羽田空港
 
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B777-300(9V-SYL) ※退役済
2枚とも 2017.1.8 成田国際空港
 
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A330-300(9V-STU) ※退役済
2枚とも 2019.5.3 関西国際空港
 
お次は、シンガポールのフラッグキャリアであるシンガポール航空(SQ)です。現在は77Wの3機と737MAX8の1機、計4機が運航されています。前の記事でも触れていますが、同社のスタアラ塗装は尾翼が白い塗装となっており、他社と見分けがつくのが特徴です。77Wは中・長距離路線を中心に、日本路線にも時々アサインされ、羽田と成田に飛来することがあります。MAX8は2022年2月に登場した機体で、近・中距離国際線で運航されています。また、かつては773とA333にもスタアラ塗装が在籍し、中距離路線で運航され、773は羽田と成田へA333は関空への飛来実績がありましたが、A333が2019年10月に、773は2020年6月にそれぞれ退役しました。なお、A333のスタアラ塗装は2019年4月に登場したため、わずか6か月程度の短命に終わっています。かつては別の773にもデザインの異なるスタアラ塗装機が在籍していました。
 
⑧エア・インディア(2014年加盟) 3機保有
B777-300ER(VT-ALJ)、B787-8(VT-ANU)、A320-200neo(VT-EXO)
 
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B787-8(VT-ANU)
1枚目 2015.9.23 関西国際空港
2枚目 2015.10.15 関西国際空港
 
インドからはナショナル・フラッグキャリアのエア・インディア(AI)。加盟は2014年と最近ですが、加盟のための準備はそれよりかなり前から行われていました。現在のスタアラ塗装機は77W、787、A320neoが各1機ずつ在籍しています。77Wは長距離国際線を中心に、787は中・長距離国際線で運航されています。A320neoは2018年11月にデリバリーされた機体で、国内線で運航されます。このほか、同社にはA320ceoのスタアラ塗装(VT-ESF)も在籍し、国内線で運航されていましたが、現在は退役しています。日本路線には787が時折アサインされており、成田で見かけることがあります。なお、かつては関空にも定期路線を持っていたこともあり、関空への飛来実績もあります。
 
(その3へ続く)