思い入れのあるスペマー機たち(その2) | 青春の1ページ航空機等撮影記録~since2019 New Edition~

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今年もこれから暑い時期になる・・・

今日から今年最後であろう4連休ですが、今のところFlightraderを見た限りでは関空もセントレアもそれほどおいしい機体の飛来はなさそうです。小牧でMRJの訓練飛行があれば行ってみたいのですが、昨日2度目の飛行を行ったばかりのようで、この週末は飛びそうにないですね。こうなると初飛行を行った11日が休みだったので、是が非でも行っておきたかったところですが、外周での土地勘がない上、同日は夕方に歯医者に行く予定があったので無理はできませんでした。
 
珍しく朝からの更新ですが、昨日に引き続き、思い入れのあるスペマー機を紹介していきたいと思います。いよいよベスト10に突入しますよ。
 
第10位 日本航空「怪物くんジェット」(機種:B777-200 レジ:JA8985) 運航期間:2011年10月~2012年1月
 
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2012.1.8 伊丹空港(伊丹スカイパーク)
 
まず10位にランクインしたのは、JALの怪物くんジェットです。国内線の機材なので何度も伊丹に飛来していると思いますが、私が撮影したのは終了直前、さらに以前の記事にも書いたのですが、私が航空機撮影を本格的に始めるきっかけになったのがこの機体でして、その意味では重い意味を持つ1機と言えるでしょう。
 
第9位 キャセイパシフィック航空「The Spirit of Hong Kong」(機種:B777-300ER レジ:B-KPB) 運航期間:2013年12月~2018年9月
 
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2014.1.19 羽田空港(国際線ターミナル展望デッキ)
 
続いて9位にランクインしたのは、キャセイの「新スイカ塗装」こと、「The Spirit of Hong Kong」のスペマーです。キャセイの77Wが日本への定期運用として入っているのが羽田のみという状態で、このスペマーが飛来するタイミングで何としても撮影したかったので、日帰りで羽田遠征を敢行したのをよく覚えています。なお、関空線にも何度か入っており、雨の中でしたが関空でも撮影しております。この機体は2018年10月1日で運航を終了したようで、その後塗装が剥離されしばらくストアの後、2019年1月に同社の77Wとしては初の退役機となりました。
 
第8位 ブリティッシュ・エアウェイズ「GREAT」(機種:B777-200ER レジ:G-YMML) 運航期間:2015年3月~
 
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2015.6.27 羽田空港(国際線ターミナル展望デッキ)
 
8位にランクインしたのは、BAの「GREAT」塗装機です。今年3月に登場し、羽田にはちょくちょく飛来していますが、週末での飛来が意外に少なく、この時が確か2回目ぐらいの週末飛来だったと思います。雨の中日帰り遠征を敢行し、何とか撮影はできましたが、前の記事でも書いたとおり、ルフトの「Fanhansa」も飛来して帰りの飛行機に間に合わなかった日でもありました。ちなみに、この撮影後に成田でも1度遭遇しております。
 
第7位 中国国際航空「紫金号」「紫宸号」(機種:A330-200 レジ:紫金号…B-6075、紫宸号…B-6076) 運航期間:紫金号)2008年10月ごろ~2018年10月 (紫宸号)2008年9月ごろ~2018年9月
 
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(1枚目)2014.8.11 羽田空港(国際線ターミナル展望デッキ)
(2枚目)2014.8.11 羽田空港(京浜島つばさ公園)
(3枚目)2014.6.7 羽田空港(国際線ターミナル展望デッキ)
 
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2014.9.16 関西国際空港(展望ホール「Sky View」)
 
7位には、CAのA332牡丹塗装の兄弟がランクイン。同社のA332は一時期だけ成田に飛来したことはあったものの長らく日本への定期路線には投入されていませんでしたが、昨年の夏スケで北京~羽田と上海~関空の両路線に入るようになり、撮影チャンスが巡ってきました。赤牡丹の「紫金号」は関空で撮影できるチャンスがありながら遠征と被ってその機会を逸してしまい、その後の羽田飛来のタイミングで週末遠征を敢行し初捕獲に成功。昨年8月の関東遠征の時には好天での撮影ができました。
一方、青牡丹の「紫宸号」はなかなか日本路線に投入されなかったのですが、就航から3か月たった6月終わりにようやく羽田に飛来し、その後休みのタイミングで関空に初投入されたので、意外に苦労せずに撮影できました。なお、この2機ですが、現在はスタアラ塗装になっています。
 
第6位 ルフトハンザ・ドイツ航空「レトロカラー」(機種:B747-8i レジ:D-ABYT) 運航期間:2015年4月~
 
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2015.4.17 羽田空港(国際線ターミナル展望デッキ)
 
続いて6位にランクインしたのは、ルフトの748レトロカラーです。この数日前にニューヨーク線でデビューしたばかりの機体で、次の運用に注目しているとなんと羽田に飛来するとわかり、たまたま休みだった上に羽田往復の飛行機に空席があり、思い切っての日帰り遠征でした。
こうやって見てみると、9位から6位まですべて羽田への日帰り遠征での捕獲機体。やはり強行軍で撮影した機体は思い入れがアップするのでしょうかね(苦笑)。
 
第5位 中国東方航空「新華社通信」(機種:A330-300 レジ:B-6125) 運航期間:2012年1月~2018年3月
 
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2012.8.12 関西国際空港(展望ホール「Sky View」)
 
5位にランクインしたのは、MUの新華社通信の塗装機です。羽田にはしばしば飛来しており結構おなじみの機体ですが、私が初めて撮影できたのは関空でした。しかも撮影当日はA346が飛来予定だったのですがシップチェンジされ、やって来たのはこちらの機体。Flightraderは既に活用していたころですが事前情報もなく想定外の飛来だったので、かなり強く印象に残っていますね。
ちなみにこのスペマーはその後成田でも撮影していますが、羽田では一度も見たことはありませんでした(苦笑)。この機体は2018年10月に退役し、現在はタイ・エアアジアXで「HS-XTH」として運航されています。
 
第4位 中国東方航空「上海万博1号機」(機種:A340-600 レジ:B-6055) 運航期間:2006年1月ごろ~2015年5月
 
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1枚目 2014.8.10 成田国際空港(R/W16R堀之内入口交差点付近)
2枚目 2014.8.10 成田国際空港(さくらの山)
3枚目 2015.2.14 成田国際空港(R/W34L畑ポイント)
 
4位にランクインしたのもMUの機体、A346の上海万博塗装機です。この機体は同社のスペマー機の中でもとりわけ思い入れのある機体でして、過去に関空に土曜日に飛来した時にすべて仕事と重なって撮りに行けなかったという苦い思いがありました。昨年夏の関東遠征にちょうど飛来のタイミングが重なり、念願の初撮影。その後、今年の冬の遠征では雲一つない晴天下での再撮影ができ、良い意味でも悪い意味でも大きな意味を持つ1機となりました。今年のゴールデンウィークの成田飛来をもって退役しており、これらも今では良い思い出ですね。
 
残るはベスト3ですが、ここでまた記事を分けたいと思いますので、もう少しだけお待ちください。