鍼灸と腰痛2 | いたくない鍼・あつくない心地よいお灸【誠心堂にのみや鍼灸院】

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などについて書き綴っています。

みなさんこんばんは!

一昨日は二十四節気でいうところの大寒(だいかん)でしたね。

つまり寒さのピークを過ぎた・・・?

心なしか今日は寒さが和らいだような気がします。


今日は鍼灸と腰痛です。
鍼灸と言えば「肩こり・腰痛」とイメージされる方は多いと思います。
腰痛も、痛みの度合いや原因は様々です。


・慢性的な腰痛
・急性腰痛(いわゆるギックリ腰)
・器質的な変形を伴う腰痛(ヘルニア・分離症・すべり症・狭窄症・圧迫骨折後など)
・腰にはハリを感じ、痛むのは足の方が痛い


ご本人に「今回の腰痛の原因として何か思い当たることがありますか?」とお尋ねすると、
重いものを持って急に痛くなった方、いつのまにか痛くなっていた方、長い時間の座り仕事や立ちっぱなしの仕事、運動をして痛くなった方などがいらっしゃいます。


1つ考えられるのが、筋肉の「なめらかさ」の低下。


腰には複数の筋肉があり、それは層を織りなしています。
筋肉が伸びたり縮んだり、「なめらかさ」が失われると筋肉同士に強い摩擦が生じて痛みを生じます。
このなめらかさを生み出すところが五臓六腑の中の「肝」であると言われています。「なめらかさ」には血液の循環も関係しており、「肝」は血液の循環を促進・抑制してコントロールしています。
ですから「肝」の働きを鍼とお灸にて高めることが大切になってきます。それは開きの悪いふすまに「ロウソクのろう」を塗ることに似ているかもしれません。


もう1つは「冷え」です。この時期は特に多いです。


冷えるとモノの動きは鈍くなります。
上記と同じように血行や筋肉自体の動きも悪くなります。
ですから温めると腰が楽になる腰痛の場合は、これが原因であると言えます。


腰痛の原因としてお風呂に入っている最中は楽になる気がするけど、あがった後にひどくなる腰痛は原因が違うところにある可能性があるのでご注意下さい。


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