今日は自律神経失調症です。
自律神経は「自分の意志とは無関係に常に働いてくれる神経」のことです。
自立神経は、心臓を動かしてくれています。呼吸をしてくれています。胃腸を動かしてくれて
います。汗をかいて体温調節をしたりしてくれています。
そのおかげで、呼吸をするのを忘れないようにしようだとか、眠っている間に心臓を
止めないようにしようなど普段意識することはないですよね?
自立神経はとても働き者の神経なんです。
身体の広範囲で常に働いてくれている神経だからこそ、そのバランスが乱れると、身体の様々なところ、そして心にも影響が出ます。
○主な身体の症状としては
めまい、動悸、だるさ(疲れやすい)、手足の冷え、急な発汗、のぼせ、頭痛、頭が重い、不眠、
食欲不振、下痢、便秘など
○主な心の症状としては
イライラ、不安感、憂うつ、緊張感、悲しみ、焦りなどです。
症状は多岐にわたり、人それぞれです。ですから本人がそれだと気づいていない場合も
多くあります。また病院の検査でも異常が出にくいものです。
「なんか最近調子が悪い」という方、そのつらさは我慢しなくていいのです。一度ご相談下さい。
古典医学書の中には「怒りすぎれば肝を傷る・・・」といって身体と心の相互関係が記されており、
そこから生まれたものが、「五行色体表」です。
「五行色体表」ではこの様に身体と心の関係が捉えられています。
「肝-怒 心-喜 脾-思 肺-悲・憂 腎-恐・驚」
誠心堂にのみや鍼灸院ではこの五臓六腑のバランスを脈診・腹診・舌診や問診などを使って
診さだめ、はりとお灸にて整えます。
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