おはようございます。
誠心堂薬局 船橋店の宍戸です。
寒波が来てから毎日寒いですね🥶
朝は霜が降りたり、氷が張ったり、犬のうんちから湯気がたったりと、視覚でも寒さを実感します❄
そんな寒い季節には何を食べましょう。
こちらは太刀魚尽くし🐟
魚や肉をメインとしたたんぱく質は、血や内臓、皮膚や筋肉などを作る材料として重要な食材です。
血が充実することで血流が生み出され、身体を温める陽気が全身を巡ります。
内臓がしっかり機能を発揮すると、呼吸・循環・消化・吸収・代謝・解毒・排泄などの機能がスムーズに進みます。それによってエネルギー産生もスムーズに行われます。
エネルギーは中医学では『気』。
『気』がたくさん集まって、『陽気』という身体を温める『温煦(おんく)機能』を持つものとなります。
中医学には、『血は気の母』という言葉があります。
血は気を運び、気に栄養を与える存在なのです。
気はエネルギー🔥
身体を動かしたり、守ったり、温めたり。
内臓や栄養を上に持ち上げたり、代謝したり。
血がないと気も充実せず、疲れやすかったり、やる気がでなかったり、冷えやすかったり。
皮膚がしっかりと作られることにより、バリア機能が働きます。
筋肉がきちんと作られることにより、姿勢の保持や運動が可能となります。
このように、タンパク質は身体を作る材料として非常に重要なわけです。
では、何からタンパク質を摂りましょうか🥢
オススメは魚🐟
肉よりも消化が良く、脂もDHAやEPAなどの不飽和脂肪酸を多く含み、血流を阻害しにくいです。
主な食用魚の一人分に含まれるタンパク質量は20g弱。
マグロ、カツオ、鮭、サバなど20gを上回っているものもあります。
太刀魚は100g中16.5g。
成人女性は50g/日、成人男性は65g/日のタンパク質摂取が推奨されておりますので、毎食それなりのタンパク質を食べる必要がありますね。
全摂取エネルギー中のタンパク質量は13-20%が推奨されています。
茶碗一杯の雑穀米
豆腐とわかめの味噌汁
太刀魚の塩焼き
筑前煮
を一食とすると、
タンパク質量/全量(全エネルギー)
3.8g/150g(252kcal)
4g/200g(56kcal)
16.5g/100g(263kcal)
9.1g/188g(211kcal)
タンパク質は4kcal/gなので、
33.4g(133.6kcal)/638g(782kcal)=17%
男性はこれ×2で十分ですね。
女性は少し少なめに。
普通の食事でタンパク質は十分ですね。
摂りすぎは腎に負担をかけるのでご注意。
そして妊婦さんはたんぱく質摂取量を12%にすると赤ちゃんの出生体重の減少が防げるそうです。多くても少なくてもダメ。
食事の吸収を良くするためにも、漢方・鍼灸の力を借りましょう。
みなさまのご来店をお待ちしております。
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