術中まで方法を迷った症例(2M) | 聖心美容クリニック 前多 一彦 Blog

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今回の学会は、飛行機の時間を早めて、

昼過ぎに、北の国に帰ってきました 


・「興味深い症例」の、術後経過を。


10年前に、他院で全切開法を受けています。

「右の目の開きが悪い、でも切りたくない」

「平行型の二重に、広げて欲しい」


ただ、よく見ると左の眉毛が挙がっている...

専門的になりますが、少し厄介なケース。


結果的に、術中の判断で行った治療法は?

・右側→「切らない眼瞼下垂+α法

・左側→「マイクロメソッド+α


30代女性 術前  メイクなし

術直後の状態  オペ室で撮影

術後2ヶ月(一昨日) メイクなし


一応、予定通りの良い仕上がりかと。

最大の目的、右の目の開きは改善し、
長いマツエクにも負けず 笑

左側の、眉毛の上がりも改善しています。


30代女性 術前  メイクなし

術直後の状態  オペ室で撮影

術後2ヶ月(一昨日) メイクなし


左右共に、二重幅を広げていますが、

目の開き、眉毛の位置の改善をみると、

右下垂に対する処置は、適正であったかと。


術直後の状態  オペ室で撮影

術後2ヶ月(一昨日) メイクなし


左右共に、基本は埋没法ですので、

傷痕や、凹凸も最小限です。


これだけ診ると、素晴らしい結果ですが...

診察中に、気を抜いて会話していると、

左の眉毛が、徐々に上がってきます↓


術後2ヶ月(一昨日) 目力を抜いた時


やはり、長年の癖はなかなか消えない。

ただ、この程度なら「目力トレーニング


再度、その重要性を指導しました 笑

今後の経過も、またお伝えします。



今回の、「JSAPS学会」で再認識したことは?


・日々の診療と、経過診察が一番重要。

・優秀なドクターに、年齢&経歴は関係ない。

・尊敬するドクターの、症例写真&動画は別次元。

・ペテン医師は、相変わらずペテン医師 


・切らない眼瞼下垂+α法について
【術式の概要】
1本のナイロン糸によって、眼瞼下垂(埋没法)を行い、
目の開きを調整した後に、同じ糸で二重まぶたを作成。
今回は、右目に2ヶ所行っています。
【リスク・副作用】
術後の腫れ、痛み、内出血、目の開き&二重の左右左、傷痕、
二重の消失、シスト、ドライアイ、視力の変化、眼瞼痙攣。
・マイクロメソッド+α
【術式の概要】
8.0両端針非吸収糸を使用し、極限に緩く縫合し二重を作成。
内部処理を工夫することで、皮膚の針穴数は1/2。
今回は、左目3点、右目1点行っています。
【リスク・副作用】
術後の腫れ、痛み、内出血、後戻り、シスト形成、
異物感、ドライアイ症状、眼瞼痙攣。
【手術費用】
切らない眼瞼下垂+α法(札幌院独自メニュー)
今回は、2つの+α(両目) 20万円(税別)




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