術中まで方法を迷った症例(直後) | 聖心美容クリニック 前多 一彦 Blog

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今日は、他院切開後の修正について。

10年前に、他院で全切開法を受けています。


・「右の目の開きが悪い、でも切りたくない」

・「平行型の二重に、広げて欲しい」


そこで、当初お勧めした治療法は?

・右側→「切らない眼瞼下垂+α法

・左側→「マイクロメソッド+α


ただ、よく見ると左の眉毛が挙がっている...

専門的になりますが、少し厄介なケース。


ブログへの掲載を承諾してくださり、心から感謝致します。


30代女性 術前  メイクなし

術直後の状態(本日) オペ室で撮影


直後ですが、良い仕上がりだと思います。


まず、右の「切らない下垂+α」だけで、

左側の、眉毛が下がりました。

ヘリング効果で、左の無理な挙上反応が減った?


状況を見て、左も下垂+αの予定でしたが、

当初の予定通り、二重の埋没法のみを選択。

右は、あえてやや過矯正にしています。


30代女性 術前  メイクなし

術直後の状態(本日) オペ室で撮影


左右共に、二重幅を広げていますが、

目の開きは、良い状態が保たれ、

眉毛の位置は、両側下がっています。


術直後の状態(本日) オペ室で撮影


今回、右は1点埋没を追加しています。

右側が、やや狭く見えますが、

伸展すると、睫毛からの距離は同じです。


さて、今後どのように経過するか?

術者の私自身、とても興味があります。


今日は、+α法のオンパレードでした。

・マイクロメソッド+α

・二重全切開+α法

・切らない眼瞼下垂+α法

・小鼻縮小術+α法


二重全切開+α法」は、本日(Ver.4)に進化!

北の国で、日々最良の方法を追求しております。


・切らない眼瞼下垂+α法について
【術式の概要】
1本のPVDF糸によって、眼瞼下垂(埋没法)を行い、
目の開きを調整した後に、同じ糸で二重まぶたを作成。
今回は、右目に2ヶ所行っています。
【リスク・副作用】
術後の腫れ、痛み、内出血、目の開き&二重の左右左、傷痕、
二重の消失、シスト、ドライアイ、視力の変化、眼瞼痙攣。
・マイクロメソッド+α
【術式の概要】
8.0両端針PVDF糸を使用し、極限に緩く縫合し二重を作成。
内部処理を工夫することで、皮膚の針穴数は1/2。
今回は、左目3点、右目1点行っています。
【リスク・副作用】
術後の腫れ、痛み、内出血、後戻り、シスト形成、
異物感、ドライアイ症状、眼瞼痙攣。
【手術費用】
切らない眼瞼下垂+α法(札幌院独自メニュー)
今回は、2つの+α(両目) 20万円(税別)



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