どんな小さなものでも「別れ」は好きにはなれない。それがたとえ、日頃の練習後に「お疲れさま、じゃあね」というものでもなんとなく「はぁ⤵︎」と思う。そしてこの3月は、決して小さくはない「別れ」があった。別れは寂しいものばかりだ。
卒業のイベントは晴れがましくもあり、寂しくもある。3/12(日)に清新JACは「卒業を祝う会」をホームグランドの江戸陸で行った。過去にはコミュニティ会館で行っていたが、ホールの確保が難しいなと思っていた時にコロナ禍になり、これは室内より屋外のイベントの方が良いなと考えて、それからは陸上競技場で行うことにした。昨年までは小学生と中学生を分けて、二部制で行なったが、今年は会場確保の都合もあり、コロナ前のように小中合同で行った。
幹事役を担って下さった保護者の皆さんが考えて準備を重ねて、屋外シネマスタイルでみんなで卒業ビデオを見ることができた。ありがとうございました。
身体を動かすイベントは、陸上からちょっと離れて、ベーシッククラスで時折行っている「スポ鬼」。陸上から離れると言っても走るゲームなので無関係という訳ではない。まあまあみんな楽しんで貰ったのではないかと思う。
卒業を祝う会では、卒業記念に卒業フォトブックと卒業ビデオ、卒業記念品をプレゼントする。今年もビデオも楽しんで貰えただろうか。
そして、日頃から行っているベーシッククラスやかけっこ教室でも、この3月で離れていく子がやはり何人かいる。「今日で終わりです」と言ってお母さんと挨拶に来てくれる子がちらほらと・・。今日もかけっこ教室の6年生の男の子が練習後にお母さんと挨拶に来てくれた。おとなしいけど、でも真面目に一生懸命に練習に取り組む子だった。「頑張ったね。中学生になっても頑張ってね。もし陸上をやろうと思ったら、またおいでね」と話をしたらその目から大粒の涙が溢れた。お母さんが「お別ればかりだから・・」とおしゃっていた。
そして明日入寮するあ○らもお母さんと挨拶に江戸陸に来てくれた。お世話になった○島さんにお礼を言うために電話を代わって、電話後に話していたら、今度はお母さんが・・・
あ○らも小2から中3まで8年間も清新JACで練習してくれ、昨年は全中6位になって感激させてくれた。本当にありがとう!
ちょっと離れてしまうから寂しいけど、高校生になっても応援してるから頑張ってね。
どんな小さなものでも「別れ」は好きにはなれない。ましてやそれが大きくて濃い関係のものは、言葉にできないほどだ。