やる気を失くす魔法の言葉 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。


今回の話は

「やる気を失くす魔法の言葉」

という題でお話したいと思います。
基本的に私のメルマガやブログを見ている
保護者の方は

「勉強熱心」

な方が多いです。毎日毎日いろいろな方と
話をしていると、勉強してる方が多いです。

今日1時間30分話をしました。

それでそういう親御さんの共通しているのは

「正論で子どもに迫る」

ということです。私の仕事でやっかいなのが

「正論で進んでも子どもには通じない」

ということです。というのは

「子どもだから(未熟)」

だからです。それに対して親が正論を
振りかざしても、

「正しいけれどやる気はない」

という形になってしまうのです。

「正しいことで子どものやる気をなくす」

ということは現場ではよくあることです。

「堀さん、そんなこと言っても、
 子どもには正しいことを教えないと
 駄目じゃないですか」

ということがあると思います。
もっともな意見だと思います。

 私も何度も何度もそういった壁に
ぶち当たってきました。

 そして、今でも壁にぶち当たっています。
そんなときにはこの言葉を思い出します。

それは、アインシュタインの言葉で

==============================
我々の直面する重要な問題は、
その問題を作ったときと
同じ考えのレベルで、
解決することはできない。
==============================

 子育てをやっていると中には

「どうしてこの子はこうなの」

と嫌になってくるときもあると思います。

「試験前なのに隠れてゲームをする」
「今回のテストは大事なのに勉強しない」

など。だから、「勉強しなさい」という
気持ちはわかります。

 もちろん「正論」です。
ですが、アインシュタインの言葉で
いうと

「今よりスキル(子ども接する技術)を上げる」

のです。例えば、

テスト前に課題の提出のために
子どもが必死に解答を写している。

できる親御さんは

「答えを写しても成績は上がらないでしょ。
 問題を解いてから答えをみないと。」

と怒る。すると子どもの中には

「あー。うるさい。もうやる気なくなった」

と答えを写す作業さえやめて、
課題を提出しなくなる子もいます。

 それをもう少しスキルをアップさせると

「おー。課題の答えを写しているの。
 偉いな。提出しないいけないのは
 わかっているんだ。」

といえば子どもはやる気を失くしません。
また、

「それで、答えを写す前に少し問題を解けば
 完璧だね」

と言えば子どもは違った反応をすると思います。

 ぜひ、いろいろな意味で子どもとの接し方の
スキルをアップさせてくださいね。

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