「ほめる」のではなく○○める | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

子どもを指導していると、

「かわいそう」

と思うことがあります。

それは、

「認めてもらうことに飢えている」

ことです。

 よく子育てでやる気を出すのには、

「ほめる」

ということが言われますよね。

 また、最近では逆に「ほめる」という行為に対して
批判的な意見も出ています。

 で、342人以上指導した経験でいうと、

「ほめる」

ということを正しくとらえていない人が多いのでは
と思います。

 実際に、親御さんに聞くと、

「ほめるのができない」

とか、

「自分の子はほめるところがない」

といったりします。

 で、私は仕事柄、「ほめる」ということをするらしいのですが、
(自分ではほめているつもりはないので・・・)
実は、私は実際は「ほめている」わけではないんです。

私がやっているのは、

「認める」

ということです。

 私も、ずっと「ほめる」という行為に違和感を持っていたときがありました。

「ほめる」というと

「お世辞を言う」
「相手を自分の意のままに動かす」

みたいなところがあって・・・

ですが、が、本当のところは、

「ほめる」=「認める」

ということなんです。

例えば、私は家でご飯を食べていたら、

「このカレーめっちゃおいしい」

と言います。別にほめているわけでないです。
人前でも、

「うちの家内は料理が上手」

と言います。
また、娘が一人で勉強していると、

「おー。偉い自分から勉強している・・・」

と言います。これも普通に・・・。
特にほめているわけではないのです。

普通に自分が感じたまま言っているだけです。

で、仕事で感じるのは、

「成績の振るわない子ほど、
 親から認められていない子が多い」

ですね。例えば、成績が良くても認められていな子は、

「自分がね、自分がね・・・」

と自分のことを話し出す。
 とにかく自分のことを聞いてほしい。

また、その子の、目からは

「私の存在を認めて、認めて、認めて・・・」

オーラーを出してくるんです(笑)。

 もし、これを読んでいたら、

「ほめる」のではなく、自分の子を
「認める」と考えてやってください。

例えば、宿題をやっていたら、

「おー。宿題やっている。すごい」

とか。宿題をするのなんか、当たり前と思うかもしれませんが、
多分、学校でもきっちりと宿題する子の方が少ないのでは
ないかと思います。

で、これからは、

「ほめる」

ではなく、

「認める」

と思ってやってみてください。

 実際に「認める」と考えると、いろいろ見つけることができます。

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