勉強をやっている子は、
全員といっていいほど、
「成績を上げたい」
と思っていますよね。
で、一番の成績を上げる方法って知っていますか?
「一番の成績を上げる方法」
です。実はこの方法は、「ビジネス」でも同様です。
これがあると、一番成果があるのです。
私が言っているのではありません。
アメリカのコピーライターのジョン・カールトンは言います。
「『期限(締切り)』は最も偉大な発明であり、それ以上の発明などない」」
そうです。それは、
「期限」
です。
夏休みの宿題も「期限」があるから、がんばって提出しようとがんばります。
学校のテストも「テスト日」という「期限」があるから、勉強します。
で、いつもやっているキッチンタイマーを使うのは、
この「期限」をつけるためです。
例えば、塾などでも、この方法を使っています。
数学の時間などで
「三角形の合同条件を覚える」
というのをします。そのときには、
「それでは、5分で覚えて。スタート」
とキッチンタイマーのスイッチを押します。
すると、子どもたちは必死で覚えています。
そして、
「成績の良い」
「成績が振るわない」
の関係なく、時間内に覚えます。
これを、
「じゃ覚えたら、問題を解きましょう」
なんてやっていたら、中々進みません。
有無も言わせず、
「5分で覚えて」
とやるから、集中して覚えるのです。
もちろん、
「えー。」
「無理・・・」
と文句は出ますが、
「××ちゃんも覚えた」
「他のクラスの子も全員も覚える」
とやると言い分けできないので、覚えます。
「じゃ覚えられなかったら?」
という質問が出そうですが、その際には、
「5分して口頭テストをして、不合格のときは、
再度テストする」
だけです。全員が覚えるスピードが格段に早くなります。
で、これを塾だけの話にしてはいけません。
家庭学習でもやるのです。
たいてい成績の振るわない子は、
じっーと、本を読んでいます。
で、
「ページ進んでいないの?」
「だって、覚えられないもん・・・」
なんて言っています(笑)
こうやって、暗記物をダラダラやるから覚えられないんです。
じゃ、
「このページは5分で・・・」
とやって覚えるんです。
で、5分たったら、覚えていても、覚えていなくても、
テストして確認します。
そして、それを「繰り返す」んですね。
ぜひ、やってみてください。
「覚えてから」ではなく、
まず、最初に期限を決めて覚えてみてください。
勉強のスピードが格段にアップしますよ。