効率的な問題集の解き方 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

毎日受験生は励ましていますが、
次の受験生には、すでに「受験」を意識するように
伝えています。

中学入試なら、あと1年。
センター試験も、あと1年。

高校入試でも、あと1年と1か月(又は2か月)

ですものね。

 そういう話をすると、

「じゃ受験勉強は何からやったいいんだろう・・・」

ということになります。

 でも今回は今の勉強の見直しについて
お話したいと思います。

 メールセミナーでも書いていますが、
私が使っているのは、

 「おでん串刺し法」



 「1点集中ドリル学習法」

という2つの方法を使い分けています。
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 で、今娘がやっているのが、

「1点集中ドリル学習法」

という方法。それは、簡単にいうと、

「同じ問題集を何度も解く」

ということ。塾では、問題集に直接書き込むところも
ありますが、私の基本は、

「何度も同じ問題集を解く」

という方針。で、

 「苦手なところ」「理解が足らないところ」



 「おでん串刺し学習法」

でやるといった感じです。

 で、同じ問題集を解いたときノートに
書かないといけないのは、

 「日付」

です。そして、問題集の番号に書くのは、

 「○」「×」

といった印です。それぞれの意味は

 「○」・・・できた
 「×」・・・できなかった

です。そして、こんな感じで、問題集には、
印が付きます。

   ○××(1)
   ○(2)

です。で、なぜこういった記号や、日付が必要なのか
というと、

 「受験勉強のとき思い出させるため」

です。例えば、今受験生に確認のために、
テストをやっています。

 で、以前は解けた問題もしばらくすると、
忘れてしまいます。

 そのときに、今までやっていた、

 「問題集」「ノート」

が活きてくるのです。

 今までの復習の確認のテストをしていると、

「忘れた」

ところがあります。そこで、

 「前にやった問題集とノート見てみて・・」

というと、子どもは、印のついている問題集と、
ノートを見るわけです。

 すると、しばらくすると

 「やった!やった!そういえばやった」

となるわけです。これが、いろんな問題集を
やっていると、「思い出せない」ですね。

 1つの問題集の場合は、その子の

 「勉強の歴史」「思い出」

が一杯つまったものになっています。
たがら、思い出すのも早いのです。

例えば、ノートに落書きがあってもいいんです。
「母親に叱られてノートに書いていた」情景と
一緒にその問題を解いた記憶が蘇れば・・・。

 そうやっていくと受験勉強でも「ムダ」がなくなります。
ぜひ、ノートに「日付」。問題集に「印」をつけるように
してください。