【やる気】を出すと成績が下がる(その2) | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

国語の成績を上げたい方はこちらです。



今までたくさんの面談をしていて、
「子どもの自立」を阻害する場合は、
話をしているとわかります。


具体的には、こんな感じです。

私「塾に入りたいの?」
母「はい。ぜひお願いします。」

私「はい。わかりました。じゃぁ○ちゃんは?」
○「・・・・」

母「家では入りたいって言っていました」
私「そうですか。○ちゃんは科目では何が好き?」

母「国語です。そうよね。○ちゃん」
○「・・・・」

こんな感じです。

私が子どもに質問しているのに、
親が先に答えてしまう。

 これだと、将来結婚相手を選ぶときも、
親が答えるのでしょうか?

実は、子どもがゆっくりな子ほど、
親は待たないといけないんです。

「歯を食いしばって・・・」

私も指導していると、子どもが解くのを待ちます。
実は、

「本当に力がついているのは、
 解いているときではなく、
 どうやろうか、考えているとき」

なんです。問題を解きはじめたら、
ある程度わかっているわけですから、
考える力はそれほどつかないんです。

 例えば、さきほどのお子さんの場合は、
小さいことでもいいので、本人に考えて、
させるのです。

 その間は、「親は待つ」のです。
わかりやすくいうと、

 お手伝い。

「玄関の掃除しておいて」

と言って、子どもの掃除させます。
 それで、子どもに手伝いをさせて、
できたら、認めてあげる

「ありがとう。助かったわ」

と言った感じです。
間違っても

「何。その掃除は、もっとこうやって・・・。
 もう、お母さんがします。」

何て言わないように・・・

アドバイスするなら、多くを言わないで、
1つか2つ。それの方が印象に残ります。

ちなみに先日、私は家の駐車場をホースで水をまいて、
掃除をしていたら、母から

「おまえは、新卒の高校生みたいな掃除するね」

と言われました(苦笑)

はい。はっきり言って下手です(笑)

 では、子どもにやる気を出させるには何から
はじめればいいのか?

続きは次に。

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