学びは決して裏切らない | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

勉強をやっていると、いつも「苦しいとき」があったり、
「辛いとき」があると思います。私も受験を2回経験し、
さらに毎年受験生をもっていますから、

「勉強して成績が上がらない苦労」

というのは、よくわかっています。これは、何も勉強だ
けでなく社会人になってもそういうことが頻繁に起こり
ます。

「努力してもうまくいかない。」

ということが多いのです。実は、私の場合もそうでした。


私は、21歳のとき

「自分で独立する」

と決めてから、初体験のことをたくさん経験してきまし
た。そして、

 「自分の力でどれだけできるか」

ということを試したかったので、今まで一切

 「親戚」「親のコネ」

というものを使ったことがありませんでした。
もちろん、「就職」するときも、「転職」するときも、そし
て、「起業」するときもいくつも有力なコネがありましたが
それを使わずやってきました。

そして、

 経営の勉強のための「就職」
 経理の勉強のための「転職」
 業界勉強のための「転職」

を経験して、そして、はじめての

「起業」

という経験をしてきました。すべてがはじめてであり、
仕事には教科書がないので、よく失敗をしました。

例えば、最初に就職したときも

 「君何言っているの?」

と頓珍漢(とんちんかん)なことを言っていると、よく笑わ
れたものです。

 例えば、今でこそいろいろメールで書いていますが、
就職した22歳の新人のとき、手紙の書き方を知りませんでした。

 当時の上司から、

「君、○○さんに手紙書いておいて。」

と言われて、一応パソコンで入力して提出したところ、

「君は手紙の書き方も知らんのか?」

と言われたりしました。

そのときは、

 「くそ!」

と思って、早速次の日には

「ビジネス文書の書き方講座」

という通信教育を申込ました。

 そして、そのテキストを見ながら、「ビジネス文章の書き方」を「学び」ました。

また、塾を開いたときも、生徒を教えることには自信がありましたが生徒集めに苦労し、

 「10万円でチラシを作って広告をうつ」
 「朝5時から、生徒募集チラシ2万枚」

とやったりしました。けれど、
 
 「生徒の集まるチラシの作り方」
 「生徒の集まるチラシの配り方」

が分からなかったので、生徒が1人も集まりませんでした。


それで、インターネットで生徒を募集する方法を「学んで」
インターネットで生徒を広告費「0円」で12名集めることができました。

本当にそれまでは、

 何度も何度も失敗して、
 何度も、何度も嘲笑の的になった

りしました。本当にうまくいかなくて、

 「泣いたり」
 「怒ったり」
 「落ち込んだり」

してきました。八方塞がりになり、

 「どうしていいかわからない。」

というときもありました。

 「独立しても、仕事がない。」
 「長男が生まれたばかりなのに何も買って上げられない惨めさ」

 「1日16時間働いても結果がでない。」
 「一生懸命指導しているのに生徒が辞めていく」

 「ホームページを1ヶ月で60ページ作っても反応がない」

などと、「努力しても。努力しても結果が出ない」

ということが何年も続きました。本当に

 「自分自身が情けない」

と思いました。家内や、子供にそんな姿を見られるのが嫌で、
山の中に車をとめて、大声をあげて泣いたことも何度もありました。

でも、私は

  「あきらめません」

でした。また、

一番苦しいときに私は家内にこんなことを語ったことがありました。

「例えは1万人から、『あなたはできないよ』って言われてもやっていく自信がある。」

って・・・・。

それは、

「私に才能があるから」

ではありません。

「私がもともと出来る人間だから」

でもありません。

 それは、

 「『学び』は決して裏切らない」
 「『学び』は決して裏切らない」


ということを知っていたからです。今でもそうですが、私はできないことだらけです。本当に出来ないことが多いです。

 ただ、わかっているのは、
 
  「できないことはできるように『学べ』ばよい」

ということです。誰でも最初から出来る人ばかりではありません。私もそうでした。

 「文章がかけない」→「文章の書き方を学ぶ」
 「集客できない」→「集客の方法を学ぶ」
 「ホームページ作れない」→「ホームページの作り方を学ぶ」

こうやって、できないとことを1つ1つ学んでいき、問題を解決していきました。

もちろん、すべてがうまくいくわけではありません。

でも、1つ1つ学ぶことによって問題を解決していくことができたのです。

仕事がうまくいかないときも「学び」
仕事がうまくいっているときも「学び」

そして、自分自身を高めていく・・・・。

 生徒を指導するときも

 「現在、できない生徒をみる」

のではなく

 「学んでできるようになった生徒を想像しながら指導」

するのです。できるようになった生徒を思い浮かべながら、指導するから子供を指導するのが楽しくなるのです。

勉強がはかどっていなくて焦ったりするかも知れません。

でも、過ぎたことは解決できませんが、今このときからがんばってください。

   「苦しい」ときこそ「学び」
   「順調なとき」にも「学び」

 今よりも一歩でも進んでください。今やっている勉強は決して無駄にはなりません。

 「学ぶ姿勢」は死ぬまであなたとあなたのお子さんの宝です。暑くて大変だとは思いますが、がんばってくださいね。

 今日も私のつたないプログを見ていただいて感謝しています。ありがとう。