効率的な勉強方法が明らかに 暗記に悩む人に朗報 | 成績110番

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子どもの成績を上げるための具体的方法を紹介しています。

回に続き「勉強について」効果的な方法についてお話します。

以下はアメーバーニュースから

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効 率的な勉強法に関する最先端の研究結果が、「サイエンス」誌に掲載されている。
この研究からわかった効率的な勉強法とは、同じことを反復して学ぶ (暗記)より、
思い出すこと(テスト)を重視した方が良いということだ。

実験は非常に単純で、

「アメリカの大 学生にスワヒリ語の単語40個を1週間かけて覚えさせるというもの」

である。ここでは毎日、単語の暗記(覚える)とテスト(思い出し)を 行うのだが、

それぞれ毎日のテストの結果に基づいて、

次の日の勉強方法を以下のように4つのグループに分ける。

1.毎回すべての単語を「暗記とテスト」
2.前回のテストで間違った単語のみ「暗記」、「テスト」は全単語について毎回行う
3.前回のテストで間違った単語のみ「テスト」、「暗記」は全単語について毎回行う
4.前回のテストで間違った単語のみ「暗記とテスト」

そして1週間後に、全単語についてもう一度テストを行う。

さて、成績がよかったのはどのグループだろうか?

もちろん、1が最も時間をかけているから成績がよく、

4が最も手抜きの勉強なので成績が悪かったのは当然である。

しか し、驚くべきことに、2と3を比べると2の勉強方法のほうが、
明らかに成績が良かったそうである。

つまり、

「一 旦覚えた単語は、再暗記するよりも、
テストで確認していった方が定着はよかった」

という結果となった。

2の成 績は、1とほとんど同じであるので、勉強の効率を考えると、

2が最も時間を節約し、かつ成績も良かった学習法といえる。

ほとんどの人は、「覚えなければならない単語はひたすら暗記」

という勉強方法をとっているが、実はそれは間違いで、
「暗記より もテスト形式で思い出す」勉強法の方が定着は良いわけである。

もちろん、現実社会では、
なかなか「暗記」と「テスト」を明確に 区別するのは難しいかもしれないが、
例えば、次のような例が考えられる。

試験の勉強をする時は、一通り教科書を読んだら、
た だ教科書を繰り返し読むより、練習問題を解き漁った方が良い。

また可能であれば、その知識を思い出す機会を意図的につくるとよい(人に話すなど)。

スポーツであれば、練習だけたくさんするより、
ゲー ムで実践感覚も身に付けたほうが良い。

何事においても「習うより慣れろ」が肝心のようである。
暗記能力に悩んでいる方は、
こ の結果を参考に勉強方法を少し変えてみると良いかもしれない。

文■番長嶋耕作(薬学生)

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実は、勉強で暗記をするときは、

「覚えることよりも、思い出す努力をする」

という話をしたことがあると思います。

実は結構これを忘れている子どもが多いのです。

私は大抵、同じ授業では、

「同じギャグ」
「同じネタ」

を いうようにしています。

正直いうと、面白い話は生徒は喜びますが、
毎年やっている私としては、飽きてきます(笑)

でも、やはり続けます。

というのは、

「生徒に思い出しやすい状況をつくるため」

です。例えば、

「割合」の説明をするときは、いつも例えを

「おなら」と決めています。

以前は、「割合」の概念を説明するために、

「1組 40人 欠席者 2名」
「2組 35人 欠席者 1名」

「このときに欠席者の割合を・・・・」

という話で、授業を進めていました。

もちろん、後になって生徒に聞いても覚えいません(笑)

ですが、これを

「○○君は、おならを15発しました。
ところが、おねぇちゃんは、な、なんと45発しました。」

という話をすると、学年が進んで中学生になったときに、
「割合」の話 がでたときに忘れていても、

「ほら、小学校のときにやったでしょ。【割合】
【おなら】の話で・・・・」

とい うと、生徒たちは、

「あー、やったやったおならの話(笑)」

と思い出してくれます。

これもわざと、

「思い出す工夫」

を入れているからです。

結構、「覚えるよりも、思い出す」ということが大切なんですね。

で、 あなたがこの

「思い出す工夫」

をどうすればいいのかというと、次の2つです。

「【ノート】や【ワーク】や【教科書】に日付を入れる」

また、

「先生の世間話のタイトルを同じく【ノート】【ワーク】【教科書】に入れる」

のです。

勉強で【必要なことだけ】を覚えるというのは無機質で味気ないものです。
実はこういう勉強は中々頭に残りません。

しかし、それが

「興味がある話だったり」
「物語だったり」

すると結構頭に入ってくるのです。

実際に私が学生の頃の塾の授業でやっていた話で授業のアンケートを
取ったところ生徒が覚えていたのは、
直接的な、重要な話ではなく、私 が勉強と関連した

「ベトナム戦争の枯葉剤の話」

など、そういう話が印象に残った。

というコメントが多かったのです。

ぜひ、あなたもこれを上手に利用して、

「ノート」「ワーク」「テキスト」に

「日付」「雑談タイトル」

を入れるようにしてくださいね。

これで、思い出すスピードがグッとあがりますよ。

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