石破政調会長の「学術的」主張 | ニュースな話題

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石破・自民党政調会長。

6月4日の「とくダネ!」に山岡国対委員長と出演していたが、民主党代表選に立候補していた樽床伸二候補についてコメンテーターの方もよく知らない・知名度の低い(※)ことに触れた後、小倉キャスターの「こういう方が代表選に出ていて、他党からみて意外な感じがするもんですか?」という問いかけに対し、堰を切ったようにおおよそ次のような話をされた。

(※)私は知っていましたよ!


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いいんですよ。誰が出ようと。国会議員であれば総理大臣になれるわけですから。無名であろうが、当選回数が少なかろうが…要はどういう日本国をつくるんですかということ。小沢さんと距離を置くとか置かないとか、思い切って世代を若返らせるとか…そういう話じゃないだろう。

さっきから言ってるように、沖縄の問題どうしますか、社民党は絶対ダメだと言っているわけです→連立するんですか、しないんですか?8月末までに工法どういうふうにやるかどうかも含めて決める、こういう状況でどうやってやるんですか?…誰も語っていない。

じゃあ、政治とカネ、どうするんですか?政倫審開くんですか?鳩山さんの12億説明するんですか?

マニフェスト。マニフェストどおりにはできないなあ、ムダを削ればやれるんだ(と民主党はかつて言っていたが)、そうでないなら消費税上げるんですか?

そういう話をせめて代表選で3時間でも4時間でも取って、しっかり議論する。それが政権与党の責任だと思う。

菅さんも副総理だったわけですから、鳩山内閣倒れてしまった、ある意味、小沢さんと同様、責任が重い。

なんで、沖縄の問題何もいわなかったの?政治とカネこうあるべき・国会改革こうあるべき→おっしゃったことがない。

つまり、じっと黙っていれば、失点がなくて棚からなんとか…とみえる。なぜ自分(管氏)は黙っていたのか、鳩山内閣の崩壊にいかなる責任を負うか、そういう話をしていただかないと。

そっちの方が、「小沢・反小沢」、「世代交代論」?もっと大事なことではないか。私達はそれをききたい。国民として野党として。そうでなければ評価のしようがない。


ここ数日間、いろんなテレビなどの討論に参加していて、この辺野古周辺に移設するということは民主党の中で決められたことなのだろうか。つまり、民主党の中堅どころが「できっこないよ。グアムだよ、テニアンだよ。」という話を平気でされる。いったいなんなんだ。きちんと党内で議論されたのか。政務調査会もなく、総務会もなく、みんなが勝手にバラバラ発言しておられる。鳩山内閣の崩壊の一因も、外務大臣はこうだといい、防衛大臣はこうだといい、官房長官はこうだという。→『ほんものはだれなんだ!?』の世界だ。

このことについてきちんとした議論を代表選でしないで、いったいどこでするんですか!そういう議論をすることもなく代表を決め、…徹夜してでもかんかんがくがく議論してこうだと決めるようにしないと、また(鳩山政権の失敗と)同じことが繰り返される…。


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実はこの後、誰が大臣になるかの「予想屋」の話をした後、管、樽床両候補の演説を取り上げ、その後、当選確実な管氏の演説内容に絞って、子ども手当、消費税、普天間、高速道路について簡単に紹介されていましたが、いつもながら、政局中心に傾きがちなマスコミには辟易してしまいます。



マスコミが共通して取り上げていたのは以下のテーマ。

「小沢・反小沢」、「国会延長されるかどうか」、「参議院選挙の日程がどうなるか」…



そんなこと、どうでもいいじゃん。

参議院選挙の日程なんか、7/11か7/25かで、国民生活に直結する問題が生じるとは思えない。

かと思えば、財源問題になった途端、「消費税上げるんですか、上げないんですか?」と議員に迫る。

ステレオタイプ丸出し。

国会議員の方は、話を振られると答えなきゃいけないから、その話に矮小化される。

つまらないから、そこでテレビを切る(笑)。



マスコミの政治部長、論説委員、著名なジャーナリストの連中は、いまだに政治といえば政局としか思っておらず、国民生活の話は社会部の担当だと思っているのでしょうか。

あるいは、政策ウオッチは勉強しないと書けないが、政治家が離れた・くっついたという話であれば、番記者をやってればある程度書けるということなのか。

それとも、無機質な政策論議より、ドロドロした人間模様のある政局の方が読者が付くというポピュリズム的発想からなのか。



いずれにしても、今回の代表選で政策論議を軽視した民主党を追及しなかったどころか、管氏の「脱小沢路線」に引っ張られ、民主党以上に、「小沢・反小沢」論議に舞い上がったマスコミをみると、ほんとに「ばっかじゃないの??」と言いたくなる。

(下の読売社説のように、若干、政策論議のないことを突っ込んだ記事もありますが、代表選前は政局論議が圧倒的に多かった。)


石破氏の主張は、「学者的・学術的」(山岡氏の評)側面も確かにあり、弱小・自民党の現状では遠吠えにも聞こえてしまうのですが、しかし、マスコミとしては、2つの耳のうち1つくらいは傾けて、冷静沈着な報道をしていただくことを望みます。(そうしないと、かつての郵政選挙のようになってしまいますよ。)



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民主党代表選:菅氏、傀儡「それはない」/人事巡り駆け引き(その1)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100604ddm001010171000c.html


民主党代表選:菅氏、傀儡「それはない」/人事巡り駆け引き(その2止)

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100604ddm003010166000c.html


民主党代表選 8か月半の総括が不可欠だ(6月4日付・読売社説)

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100603-OYT1T01177.htm