西松建設の裏金事件は、民主党・小沢代表の第1秘書・大久保隆規容疑者が政治資金規正法違反で逮捕される事態に発展しました。
小沢代表は40分間にもわたる記者会見を行い、「何らやましいことはない」と主張し、徹底的に抗戦する構えです。鳩山幹事長も国策捜査だと反発しています。
しかし、一連の報道を読むと、マスコミは、小沢代表はなお説明不十分であるとしています。
さらに、マスコミでは、政治資金規正法違反での立件は入り口に過ぎず、地検が動くからには、
裏金→献金→公共事業受注 の図式をつかんでいるからではないか、との見方を強めており、
今後の動きが注目されます。
それにしても、一連の報道をみて思うのは、
小沢代表や秘書がどこまで事実を認識していたかわかりませんが、
『こういうやり方だったら問題ないはず』、『ここまでだったら大丈夫』というテクニカルなことに拘泥して、
政治資金規正法の本来の趣旨を忘れてしまっていた面があるのではないか、という点です。
もしそうだとしたら、非常に残念な気がしてなりません。
【今後解明されるべき点】
◆違法性の認識の有無
政治献金について、実態は企業献金であったことを小沢代表や大久保秘書が認識していたか
どうか?(検察は認識していたとの疑いを強めている)
◆西松建設の裏金作りと政治献金との関連性の有無
◆政治献金とダム受注との関連の有無
政治献金がダム受注に結びついたのかどうか。
(一般競争入札だから、いくら小沢代表でも介入するのは難しいと思われますが…)
◆他の政治家の立件
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「違法献金システム化」で悪質、時効も意識し立件…東京地検
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20090304-527751/news/20090305-OYT1T00049.htm
「架空の団体を利用した巧妙な手口、寄付の性格、動機などを総合的に評価し、やはり見過ごすことはできないと判断した」(東京地検特捜部の佐久間達哉部長)
(2009.3.5 読売新聞)
【主張】小沢代表会見 民主党に自浄努力求める
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090305/crm0903050249005-n1.htm
政治資金収支報告書によると、平成18年までの12年間に、西松建設側から2つの政治団体を通じて与野党の国会議員側に、約4億8000万円が渡っている。いずれも政治献金やパーティー券購入などで、このうち2億円近くが小沢氏側へのものだった。
小沢氏の会見は、こうした巨額の資金がなぜ継続的に提供されたのか、という素朴な疑問に答えるものではなかった。2億円近くの資金の提供者が、どこのだれだか知らないといったような説明は、国民の一般常識では理解できないだろう。
(2009.3.5 産経ニュース)
小沢代表の聴取検討 違法性認識を確認へ
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009030401000860.html
準大手ゼネコン西松建設がダミーの政治団体を使って小沢一郎民主党代表の資金管理団体「陸山会」に違法献金したとされる事件で、東京地検特捜部は4日、小沢代表から参考人として事情聴取する検討を始めた。
(2009.3.5 共同通信)
ダム工事受注のため多額献金か
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4076174.html
…他のゼネコンに比べ、東北地方での公共工事の受注実績が少ない西松建設では、東北地方での公共工事の受注を増やすため、強い影響力を持つ小沢代表側へダミーの政治団体を使って多額の献金を行っていたという事です。…
(2009.3.4 TBS NEWSi)
【小沢氏秘書逮捕】秘書、ダム工事で口利きの疑い 西松など受注
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090305/crm0903050130003-n1.htm
(2009.3.5 産経ニュース)
【小沢氏秘書逮捕】疑惑噴出の「陸山会」 不透明な不動産取得…政治マネーの窓口
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090304/crm0903042332031-n1.htm