「声なき声を聞く」首相の本気度 | ニュースな話題

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声なき声を聞き、政策を実現――。福田首相は14日配信の福田内閣メールマガジンで、国民の要望をくみ取りながら、物価高対策などを柱とする総合経済対策を早急にまとめ、実現に全力を挙げる決意を表明した。

2008年8月14日 読売新聞)


注目されたのはここのくだり。↓
「…また、日本国の代表として、オリンピックを戦う選手に直接聞こえてくるのは、会場で応援してくれる人たちの声ですが、実はこの選手の皆さんの耳には、日本で応援している、それもまったく自分の知らない人たちの声援も、きっと聞こえているのだと思います。
 
私は、世の中に聞こえてこない声の中に、多くの国民の気持ちが込められていると思うときがあります。この声なき声をどうしたら聞くことができるのか、そして、どう応えていけばよいのか、それこそ身体全体を耳にして、聞かなければと考えます。…」


ほんとに、福田首相が自ら書いたのかなあ。
それはともかく、最近、福田首相から、経済対策や行政改革で意欲的な発言が少しずつ聞かれるようになってきたのはよいことです。


茂木担当相に証券税制の見直しを指示
福田康夫首相は13日、茂木敏充金融担当相と首相公邸に呼んで会談し、景気対策で投資活性化に向けた証券税制の見直しを指示した。茂木金融相は会談後、記者団に「金融庁としてできることはすべてやる」と述べ、夏の税制改正要望に盛り込む方針を示した。

福田首相は会談で「貯蓄から投資への流れをつくるにはどうしたらいいか早急に検討してほしい」と指示。そのうえで「まず国民が株式市場に対して信頼する土壌をつくることが何より重要」と注文を付けた。…

一方、首相はまた行政改革担当相でもある茂木氏に、厚生労働省所管の独立行政法人「雇用・能力開発機構」のあり方を早期に取りまとめるよう指示した。同機構は運営している「私のしごと館」(京都府)が毎年十数億円の赤字を出すなどの問題を抱えて同省が整理合理化を検討中だが、首相は「厚労省の案を待つ必要はない」と述べた。

(2008年8月13日 産経ニュース)




首相、経済対策とりまとめへ閣僚に相次ぎ指示

福田康夫首相は14日、首相公邸で二階俊博経済産業相、野田聖子消費者行政担当相、与謝野馨経済財政担当相と相次ぎ会談し、月末に予定する総合経済対策「安心実現のための総合対策」の取りまとめに向けて指示を出した。

首相は経産相との会談で、原油価格の高騰について「地方や中小企業にしわ寄せが行く可能性が大きい。政策を総動員して対応してほしい」と指示。同時に「海外で利益を上げている日本企業はたくさんあるが、そうした資金を国内に還流する方策も考える必要がある」と強調した。…

(2008年8月14日 NIKKEINET)



調整型の権化のような福田首相から、「○○省の案を待つ必要はない」なんて言葉が飛び出す

とは、少々驚きです。



原油高対策については、すでに遅きに失した感がありますが、いま議論されているような中長期の省エネ対策だけでなく、私は、一定期間、「冷やし水」のようなガソリン代補助金もやはり必要と思います。

(もっとも、一度はじめたらやめられなくなる恐れが大であるが。)



あと、いま、喫緊の課題となってきたのが、建設・不動産業対策です。

アーバンコーポレイションが民事再生を申請するに至り、株式市場をはじめとして信用不安が広がっている。

今度は手遅れにならないよう、迅速な対応をしないといけないと思うのですが。




これらの問題に迅速かつ踏み込んだ対応ができるかどうかが、本気度を測る試金石だと思います。