居酒屋タクシーと国会改革論 | ニュースな話題

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「車内接待タクシー」問題に関し、先日、町村官房長官が、


公務員の深夜帰宅の理由について「一端は国会待機にある」と指摘。「質問(内容の事前通告)が出てくるのは夜中の12時、1時ということもある。よそでは考えられないような実態もひとつの原因」と述べ、野党側の国会対応にも問題があるとの考えを暗に示唆した。

(2008年6月6日 アサヒ・コム)

と、

そもそも論として、国会対応の現状に言及したことから、テレビや新聞各紙がこれについてもコメントしている。



財務省は5日、2006年度のタクシーチケット利用額が本省分(国税庁含む)だけで4億8152万9000円に上ったことを明らかにした。国会対応に追われて連日の深夜残業を強いられたケースが多いとみられる。タクシー業界にとって同省が大口顧客であることが金品提供につながった可能性があるだけに、業務を効率化して残業を減らす努力が求められそうだ。
 財務省によると、タクシーチケットを使えるのは午前零時半以降に帰宅する場合。国会開会中には、議員からの質問通告を深夜まで待つ「国会待機」を強いられ、残業が急増するとされる。…

2008年6月5日 時事通信)



…第三は、中央省庁の職員の残業問題である。深夜のタクシー利用が多いのは国会への対応などで、勤務が深夜まで及ぶからだ。役人は日付が変わるまで仕事をするのが常識といった悪弊は変えなければならない。

公務員制度改革と言う以上、こうした問題にも踏み込む必要がある。これは国会改革でもあるのだ。…

(2008年6月7日 毎日新聞)



…中央省庁でタクシーが頻繁に利用されるのは、「残務省」「通常残業省」などと自嘲(じちょう)する勤務実態が背景にある。国会での大臣答弁などを準備するため、未明まで仕事を強いられる勤務のあり方を見直すことも必要だ。…

2008年6月8日 読売新聞)



…根本的な問題としては、終電車がなくなる深夜まで働いている労働実態がある。国会議員からの質問に対応するための国会待機が要因の一つとされるが、長時間労働への批判が高まっているのに、国会や中央省庁が改善しないのはおかしい。…
(2008年6月8日 山陽新聞社説)



じゃあ、どうやったら深夜残業を迫られる現状を見直すことができるのかはてなマーク
そこまで考えないといけないですよね。


そうじゃないと、単に、関係した職員の処分と、タクシーチケットの使用基準見直しだけに終わり、
喉元過ぎれば…で、根本的な問題は残ってしまうのでないでしょうか?


この問題がなかなか改善されないのは、
■議員 → 準備不足、ぎりぎりまで手の内を見せないという魂胆
■官僚 → 官僚主導で仕切りたい
という両者の思惑が一致しているからではないかと私は勝手に思ってます。


しかし、タクシー業者と官僚の関係と同様、これは国民不在の論理です。


国民が声を上げなければ改善されない。
そして、無駄なタクシー代が全省庁で何十億も使われる。




もしその金を、原油高対策や福祉の充実に回すことができたら、どれだけの人が助かるのか。



そこで、考えるに、

国会の毎日の対応記録を毎日公開させてはどうか!?

(質問議員が何時に決まって、議員からの質問内容の通告が何時に決まって…というタイムスケジュールを公開させるのです。)


そうすれば、どの議員が通告時間を守らないのか、白日のもとにさらされる。


いつまでに質問を通告しなければいけないか決まっているわけですから、
ルールを守らない議員には、選挙区の市民が
「あんたのせいでタクシー代という税金が使われるんだょ! ちゃんと期限守りなさい。」
言えばだいぶ改善されるかも。


もちろん、国会前日に大事件が起こって急遽質問する必要ができた場合まで、
通告期限を守れ、というわけではありません。
ただ、議員の質問内容は衆参両院のHPで公開されているので、
本当に緊急性があったかどうかきちんと国民が監視する必要があります。


国会ルールで決められている通告時間が守られるようになったら、今度は官僚です。
タクシーチケットを使ってまで残業する官僚の人数、残業理由を追及しましょう。


理由のない残業でタクシーチケットを使っていたら、タクシー代を返還させましょう。



オンブズマンの方々、情報公開請求やってみてはどうですかぁ。
(自分は口だけですみまそん)