金券は明らかにアウトやろ。
ビールはどうか。
ビールくらいで目くじらたてるのもどうかと思うが、
やはり、公務員の立場上、公金を使うのに見返りをもらうのは自粛すべき。
たとえ、アメ玉1コでも
「ことわるっっつ
」
っていうくらいの サムライ魂でいってほしいものですね。
一方、接待をしたタクシー側にも問題ある。
さらに、この話をわざわざ国会でとりあげる国会議員も、器がちいせぇ。
まっ、どいつもこいつも… やな。
酒の好みリスト化、長距離客を共有 「車内接待タクシー」
「居酒屋タクシー」「スナックタクシー」。中央省庁の職員ら520人をビールやつまみで“車内接待”していた個人タクシーは、業界内でこう呼ばれていた。
グループを作り、なじみ客の呼び出しにいつでも応じられるようにしたり、好みの酒類を記したリストを共有したり。「民間企業が経費節減する中、ふんだんにチケットを使ってくれる霞が関は一番のお得意様」(運転手)といい、識者からは「公費の使い方に無頓着すぎるのでは」との声も上がっている。
「居酒屋タクシー」は、個人タクシーの運転手が10~20人でグループを作り、自宅までの運賃が1万円以上かかるような長距離客を仲間内で共有することが多いという。携帯電話で呼び出しがかかっても、すぐ駆け付けられない場合は仲間に代わってもらうためだ。グループ内では「○○課長補佐はビール好き」「△△さんはチューハイ党」などと客の好みをメモしたリストを用意しているという。
初めてグループに参加した運転手(66)は、仲間の運転手から500ミリ・リットル入りの缶ビール1本と、つまみの入った袋を「客に渡して」と託された。客は慣れた様子でビールを受け取り、飲み干したという。運転手は「1000円程度の出費で『上客』を捕まえられるなら安いもの」と言う。
防衛省に顧客をもつグループに所属していた男性運転手(58)は「地方に異動し、再び東京に戻ってきた人もちゃんと追跡して顧客リストに載せてある」と証言。なじみの客にはスタンプカードを渡し、いっぱいになると盆暮れにコメを送っていた。「客待ちはせず、すべて携帯電話での呼び出しだった」と語る。
車のバンパー部分に目印の小さなランプを付けて、客に「居酒屋タクシー」であることを知らせる運転手もいるという。
こうした営業方法は20年以上前から行われていたようだ。当時の主な顧客は航空会社や大手電機メーカーなどの社員ら。しかしバブル経済崩壊などによる経費削減で、タクシーチケットの利用が減少。「景気とは無関係にチケットを使ってくれる役人相手に切り替えた」(運転手)という。
東京都内の個人タクシー約1万台が加入する都個人タクシー協同組合では、賞罰規約で客へのアルコール類提供を禁じている。違反すると一定期間、チケットの換金を停止するほか、悪質な場合は脱退勧告や除名に踏み切るケースもあるというが、担当者は「車内での行為で、実態把握が難しい」と苦慮している。
公費タクシーの金品受領、13機関で520人
財務省などの職員が深夜帰宅の際に公費で乗ったタクシーの運転手から現金やビールなどを受け取っていた問題で、該当する中央省庁の職員は13機関で少なくとも520人にのぼることが、6日午前までの各省庁の集計で分かった。
約20年前から同様のサービスが行われていたケースもあったが、一方では国土交通省や経済産業省のように直近の1年間しか調べていない省庁もあるため、人数はさらに増えそうだ。タクシー運転手が現金を渡していた場合は道路運送法に抵触する可能性があるため、国交省はタクシー業界に事情を聞く方針。
本省職員約680人のうち少なくとも11人がビール券や飲み物の提供を受けていた環境省では、全職員約1100人を対象に再調査する方針を決めた。
11人のうち20歳代の男性職員は、2006年度に34回タクシーで帰宅し、うち8回で計1万5000円相当のビール券のほか、車内で缶ビールやつまみを渡されていた。自宅までのタクシー料金は1回約2万3000円で、8回とも同じ個人タクシーの運転手だった。中には20年前にもサービスを受けていた職員もいるという。
総務省でも、行政管理局の課長補佐クラスの男性職員が、クオカード(500円相当)を複数回にわたり、受け取っていた。この職員は03年度から5年間にわたり、ビールやつまみの提供を20回程度、受けていた。別の18人の職員も缶ビールとつまみを受け取っていたという。増田総務相は「場合によっては公務員倫理法令上の問題も検討する」と述べた。
残りは車内でビールやつまみを受け取っていたケースで、国土交通省が財務省に次いで多い36人だった。農林水産省では13人が計139回にわたり、ビールの提供を受けていた。北原俊美・経理課長は「タクシー運転手はいわゆる利害関係者には当たらないので、ビールを受け取る行為が国家公務員倫理規程に触れるとは思っていない」としながらも、「財務省の対応を見極めながら対応を検討したい」と話した。
いまだに調査結果を公表していない厚生労働省では、舛添大臣が「結果が出たらすぐ公にしたいと思っている」と述べた。
額賀財務相は、財務省の職員383人が公費で乗ったタクシーの運転手から現金やビールなどを受け取った問題について「国民の疑惑、不信を頂いたことは誠に遺憾だ」と陳謝した。
冬柴国交相は6日の閣議後の会見で、現金の受け取りについて「割り戻しになるのではないか」との見方を示し、タクシー事業者らから道路運送法に抵触していないか事情を聞く方針を明らかにした。また、商品券などについても「換金性の高いものは問題だと思う」と述べた。
道路運送法は、タクシー事業者が認可された運賃から客に一部を払い戻す「割り戻し」を禁止している。