2007年度予算案が衆議院を通過した。
予算委員会では、採決の際、野党委員が委員長席を取り囲み、マイクを奪うという
お決まりの茶番劇が繰り広げられた。
金子委員長も心得たもので、採決直前にコップを下げさせて、「茶番」に備えた上での『強行採決』。
与党は、「国民生活に直結する予算の速やかな成立が大事」といい、
野党は、「政治とカネ」の問題に与党がまともに応えようとしないことを批判する。
〈衆議院予算委員会採決 asahi.com〉
あぁ~、つまんねえええ
なんだ、このしらけ感は
強行採決の演出はもうやめにしてほしい。
そうしないと、ほんとにオオカミが出たときに騒いでも、誰も信用しませんよ。
一方、東京都知事選。
とうとう、浅野史郎氏が「出馬表明の表明」をした。
しかし、まだ出馬表明ではないという。
「知事は卒業した」→「必然性はない」→「(市民集会で)感激して言葉も出ない」→「フリーズ」
→「真剣に検討したい」→「覚悟を決めないといけない」
出るのか出ないのか、煮えきらんなあと思っていたら、
テレビで、これも戦術のひとつという解説がされていた。(じらせ戦術)
はっきりしない立場をとることで、マスコミが注目し報道する。
テレビ局が調べたところ、新聞各紙で今日まで17日間、浅野氏の名前は出ずっぱりだったそうだ。
そして、浅野氏起て!のボルテージが盛り上がったところで出馬を宣言する。
意図してやったのか、ほんとに支援者集会でほだされたのか真意はわかりませんが、
もし、意図してこうしたことをやったのだとすれば、こちらの演出はなかなか巧みですね。
また、「出馬表明の表明」会見で、浅野氏は、「オリンピックの優先度は低い」とし、
それよりも福祉、医療や防災対策が喫緊の課題と言った。
これに対して、福祉を切り捨ててきた石原氏が、なんと低所得者に対する都民税の軽減措置を発表。
今後の政策論争が楽しみです。
ところで、この一連の騒動で、政党は結局すみに追いやられてしまった。
最近は、地方政治における政党無用論すら出ている。
自民党、民主党とも、地方政治にどう向き合うのかが整理されていないからだと思います。
まだ、与党・自民党は、中央とのパイプ(利益誘導)を売りものにすればいい。
しかし、民主党はいまだに理念を構築できない。
だから、宮崎でも東京でも迷走し、愛知では「産む機械」発言批判で選挙を戦うようなことになる。
愛知県知事を選ぶのに関係ないでしょ、産む機械発言は。
話がだいぶ脱線しましたが、国政でも地方政治でも、
国民に対してどういうメッセージをどういう形で発信するのか、政党にはもっと考えてほしいと思いました。

