12月8日(木)東証マザーズ市場に上場したジェイコム株をみずほ証券が発注ミスしてしまった問題で、日本証券クリアリング機構は一定額上乗せで支払うことで今日決定されるそうだ。(共同通信)
誤発注自体びっくりですが、翌9日朝刊で朝日や日経がトップ記事で取り上げたのもちょっとびっくりだった。
そりゃ1面で取り上げますよね。
61万円1株を売るところを61万株1円で売ってしまい、数百億円近い損失を被ったというから!
ただ、業界4位の大手だし、みずほグループが総力を挙げて支援するでしょうから、何とか切り抜けることを祈ってます。
しかし、我が身を振り返ってみると、誤発注は過去に何度か経験しています。
みずほ証券のように株数と株価を入れ間違えたり、
予定の10倍の株数を入力したり。
買いと売りを間違えたり。
なぜ、そういうミスをするのか?
アホだから?
そのとおりですが、
株数と株価の入れ間違えについてはひとつ思うところがあります。
それは、思考での捉え方と機械の入力設定が逆なんじゃないのか??ということです。
つまり、
私に限らず、61万1株を売買するとき、
「1株を610,000円で売ってくれ」とは言わないでしょう。
「610,000円を1株で売ってくれ」と言うでしょう。
しかし、
証券会社の入力画面はたいてい、
「株数」→「株価」の順で入力するようになっているかと思います。(たしか。。)
つまり、顧客からの注文を取り次いだ証券会社は、
「1」→「610,000」の順で入力することになるのです。
時間に追われていると、思考回路のとおり「610,000」→「1」で入力しちゃうでしょうね。
でも、同情ばかりするつもりはありません。
冒頭の一定額上乗せの方法には、すっきりしないものを感じます。
現実的にこれしかない、と考えたのでしょうが、
またいくらにするかという大問題が残っていますが、いくらにするとしても、
ほぅっとけばストップ高連発で冒頭するのは間違いないのに、
強制的に割安な金額で売らされてしまうのですから。
(私、以前に上記のようにヘマしたとき、誰も救済してくれませんでしたよお~)
私自身が誤発注はありえると言ってるのだから、同情して助けてあげればいいのではという意見も出てきそうですが、警告エラーが出たのを無視して発注した旨の報道がされています。
もしそれが事実なら、責任は重いと思うのです。
簡単に救ってしまっては、モラルは失われます。
今後同じような問題が起きた場合にどうするのかという問題もあります。
膨大な損失覚悟で十数万株の買いを行わなければならないから、救済するというのなら、
数千株ならどうなのか、数百株だった場合は???…
それにみずほ証券の誤発注を知らずして前場の急落をみてすでに売ってしまった人の立場はどうなるのでしょうか?(たぶん無視でしょうね。)
その他、似たようなケースが今後出てこないとも限りません。
こうしたことを考えると、最悪「解け合い」も考えざるを得ないといっても、解け合いで安易に結論を出してしまうのでなく、ギリギリのところまで知恵をしぼり、市場にゆだねる方法を検討すべきではないかと思うのです。