日銀は、5月20日、量的緩和政策の誘導目標である日銀当座預金残高「30兆円~35兆円程度」について、
下限の30兆円を一時的に割り込むことを認める方針を決めた。
… 何のこっちゃ!?
量的緩和は、
① 金利の引下げ
② 金融機関の貸出しの増加
③ 金融不安の沈静化
をねらったもの。
バブル崩壊後の景気低迷と金融不安の中で、伝統的な金利政策ではどうしようもなくなった日銀が
ゼロ金利政策をとってそれでもダメだったので、さらに一歩踏み込んで行った。
この結果、金利は低水準に据え置かれ、金融不安も後退した。
しかし、民間金融機関の貸出しはなかなか増えない。
大口の大企業は借りるどころか、これまでせっせと返してきたからだ。
日銀としては、
「せっかく、たくさん積んでやってるのに、使わないなら、少しくらい一時的に減ってもよしとするか。」
ということのようだ。
一理あるように思えるが、そう思わない人もいて、なかなか難しい。
「将来的には、『一時的に』の言葉をとるつもりだろ。」と。
あたかも、「電話する回数を減らしてもいい?」て聞いたら、
「もう冷めたの?」
という、どこかの彼女に似ている!?