- 命あるものの地にある限り
わたしは主の御前を歩み続けよう。
わたしは信じる
『激しい苦しみに襲われている』と言うときも
不安がつのり、人は必ず欺く、と思うときも。
主はわたしに報いてくださった。
わたしはどのように答えようか。
- 旧約聖書(新共同訳)詩編一一六編九節~十二節より。
- 虚しさに溺れる
よわさに溺れる
涙に溺れる
わたしのその涙が溢れて
太平洋に流れこむとき
わたしの心魂は哀しみの大河に溺れる
まだ大切な舞台が始まらないうちに
わたしの心魂は孤絶を迎えて絶句する
孤独だなんて、最初からわかっていたのに
わたしは囚われの部屋の片隅で
まだささやかな愛をさがしている
神よ尋ねていいですか、キリストがもしおられるのなら
なぜわたしの心魂はこんなに飢えているのですか
飢えている者は幸いだからですか
わたしだって溺れてみたい
絶対になくなってしまわない父親のような愛に
一度でいいから
孤独ではなくて、溢れとどまることを知らない愛に
溺死したい
- いえす『とめられない飢の果てに』
8月5日 閉鎖病棟にて。


